【カゲプロ】 初代【冴える】 と 現役【冴える】

10話　　【あちら側】と【こちら側】 ページ12

??「あ、俺はセトッス!」

　
A「よろしく」


　


【盗む】か、宿主に嫌われている様だな


さて、一通りの自己紹介はすんだ。私はソファに座り、自らを名乗った



　

A「では私からも自己紹介をしよう、【冴える】だ、よろしく」


　
キド「【冴える】!?」


　
シン「それって、マリーのおばさんの手帳に書いてあった・・!?」

　

A「ああ、説明不足だったようだな、【元】冴える蛇だ」

　

マリ「【元】？」


　
A「今私は【冴える】じゃない、【A】だ。できれば後者の名前で呼んでくれると助かる」



　

さて、ここで私は本題に入った

　


A「君たちは、【終らない世界】について、何かわからないか？」


　
コノ「？？」


　
A「【あちら側】の状況がどうなっているのか私にはわからないんだ」


　
ヒビ「僕、覚えてるよ」


　
キド「ヒビヤ以外は皆、そのときの記憶がすっぽり無くなっているんだ」

　

A「ふむ、どんな感じだった？」

　

ヒビ「なんか・・・同じ日を永遠に繰り返してるんだ、ってかこっちの世界と街並み変わらないし」

　



　
その状況は【こちら側の世界】とまったく同じだ

　
つまり、【あちら側】が【こちら側】に干渉してきている？


暴走か？それとも何か意図が・・・


　



キド「何かわかったか？」


　
A「いや、なんとも言えない。ちなみに【冴える】については何処まで知っている？」


　
マリ「【能力と呼んでいいのかわからない】【意思を持っている】くらいかな？」

　

A「そいつの情報さえ掴めれば・・・」


　



【終らない世界】が作られたのも、【奴】が裏で糸を引いているに違いない


　
黒幕は【冴える】と確定したも同然だ


　



シン「俺らの【蛇】がわかるんだろ？何処にいるのかわかんねぇのか？」


　
A「・・・不便なことに、同類の【蛇】の気配は感知することができないんだ」


　

マリ「兄弟みたいな関係??」

　

A「そうですね、そのほうが理解が簡単です」


　
セト「兄弟だからこそ、何か他とは違う感じ方があるんじゃないッスか？」


　
A「それもなんとも言えないな、第一、私は【アイツ】との面識はない」


　

カノ「な、なんか複雑だね〜・・・ｗ」


　

モモ「ぬぬぬっ・・・話についていけないよ〜!!(ﾌﾟｼｭｰ」←



ヒビ「だから馬鹿なんだよおばさん」←

　



　

今更後悔している、一回でもいいから会えば良かった

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