二話 ページ5
私のクラスは102だった...
ガラッ
ドアを開けると誰もいない。
一番乗りだ。
どうでもいいから、自分の席を探し、座る。
勿論ドアは閉めた。
電気はつけにわざわざ行くのがめんどくさかったので、つけていない。
?「イエーイ!一番のr...じゃなかった...」
明らか様にがっくりと肩を落とす少年。
私は無視して鞄の中からスマホとヘッドフォンを出してつける。
曲は...
Peacock Epoch
浦島坂田船のやつだ。
確か席の隣は...響希さんだったかな...
興味もないが。
?「おっはよぉぉぉぉぉお!!!」
ヘッドフォン越しにも十分すぎる声が聞こえる。
慌ててヘッドフォンをとった。
あ、世界終わるのかと思ったじゃないか。
?「ワ⋅シ⋅の⋅席⋅は〜♪ここだ!」
と言って私の隣に来る。
ちなみに私は窓側の端なので、窓を見ている。
聞こえないふりをしよう。
?「宜しくなー!ってありゃ?曲きいてんのー?」
なにこの人...
無視してんのに関わってくる。
やだぁ...
?「ん?あ、これ、浦島坂田船のやつだ!」
?「へ?」
あ...
知ってる系ですか...
こんなんでトーク広げられたらたまったものじゃない。
ガサッ
「...?」
急に曲が聞こえなくなる。
なんで...
「なんでとっていくんですか...響希さん...」
響「イヤー、ごめんねー?ワシ、自己紹介しようと思って。」
「...私はしたくありません。」
響希さんは悲しそうな顔をする。
ん?
この顔って...
「96猫さnングッ!?」
響希さんが私の口を無理矢理閉じさせる。
響「あっ、内緒!内緒だからね!」
私は窒息しそうになったので、必死にコクコクと頷いた。
響「よかったぁ...なぁ、さかたん、どうしよう。バレた。」
?「えー?良いんじゃない〜?」
さかたん...
坂田。
となりの坂田。
「あー...浦島坂田船の坂田さんか...」
坂「おー!正解!」
「いや、駄目でしょ。バレたのにそんなはいテンションじゃ。」
坂「んー...そうかなぁ...君も、秘密あるでしょ...その分かり具合からして。」
響「え?そうなの?」
「...坂田さんは私が何者か分かるんですか?」
坂「んー...確信はないけどねー...」
キャラが違う気がする。
坂田さんは鼻歌を歌いながら人差し指の上に炎を出す。
「っ!?」
坂「やっぱり〜♪」
響「なん...で...」
響希さんも能力を持っているみたい。
カタンッ
音がした。
廊下からだ。
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子狐(プロフ) - 闇は?の続きが凄く気になる...wこれからも頑張ってください!!(*^_^*) (2019年1月24日 23時) (レス) id: 534cde5013 (このIDを非表示/違反報告)
Peach - \(^ω^\/^ω^)/イェイ (2018年12月1日 19時) (レス) id: d478deeb02 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜夕莉 - \(^ω^\Ξ/^ω^)/イェイ!イェイ! (2018年12月1日 11時) (レス) id: 2f277679f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲々姫 | 作成日時:2018年8月8日 13時