冨岡さんは祝われたい。（HBD番外編） ページ7
｢冨岡ァ、誕生日だろォ。仕方ねぇから祝ってやる。｣
｢冨岡、何か食いに行こう。何が食いたい。｣
｢不死川、伊黒。二人ともありがとう。俺は鮭大根が食べたい。｣
｢言うと思ったわ。｣
｢やはりな。さ、行くぞ。
…冨岡、誕生日おめでとう。｣
｢おめでとォ。｣
｢嬉しい…。ありがとう。｣
・
・
・
｢こんな風に。｣
｢無理です。｣
ここは冨岡邸。
今日は冨岡さんのお誕生日なのでお祝いに来ると、せっかくだからと縁側で話をしている。
冨岡さんが、お二人と仲良くなって誕生日を祝われてみたいと言うので、どんな風に？と聞くと、まあ難しいもので。
｢どうしてそこまでお二人と仲良くしたいと思うのですか？｣
冨岡さんが仲良くしたいと思っているのは今に始まった事ではなく、前からだ。依然として進展が無いのに諦めていない。
｢仲良くしたいというよりは、普通に関わりたいと思う。一応同い歳だ。
二人は相応に仲良さげだが、何故俺はこうなのだろう…｣
｢申し上げにくいのですが冨岡さんはお二人に
｢俺は嫌われていない。｣すみません。｣
分からなくもない。同じ21歳だし話せる仲であってもいいとは思うけど、二人の性格もあるし冨岡さんは言葉足らずだしなあ。
｢まあ、この話は置いといて。この贈り物受け取って下さい！｣
｢…！感謝する、黒城。 …？｣
｢ふふっ、気づきました？｣
私は、
｢私1人からの贈り物であれば、1つにまとめるはずですよね？でも、2つあるのは何故でしょう？｣
｢…他の者からか？｣
｢そうです！実は…これは…｣
ニヤニヤが止まらない。
私の顔を見て、冨岡さんは勘づいたらしい。
｢…！まさか…｣
｢なんと、不死川さんと伊黒さんからです！｣
｢！！｣
絶対喜ぶと思ったから、凄く嫌そうな顔をするお二人を無理やり町へ連れ出したんだよね。
結局私が選ぶことになったけれど、お二人からの贈り物って事で渡すことを許可してくれたし大丈夫！
｢…開けてもいいか？黒城のも、2人のも。｣
｢もちろんです！｣
冨岡さんは、嬉しそうに私のものから包みの結び目を解いていった。
私のは、ちょっとした菓子。さすがに鮭大根は持って来れない。
｢休憩時にでも食べよう。黒城、感謝する。｣
｢ふふ、どういたしまして。｣
冨岡さんはムフフ、と口角を上げ喜んでくれた。
次に、お二人のへ手をかけると、
｢｢…！｣｣
なんと中に手紙が！
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さらりとクマ(プロフ) - 真緒さん» 真緒様！！ありがとうございます！！！不死川さん好きになってくれてうれちい…！作者のことも？えへへ鼻血 なかなか作品出せてない状況ですが一応ゆっくり制作中です是非よろしくお願いします！！ (2022年4月23日 10時) (
レス) id: 8eff2d73b0 (このIDを非表示/違反報告)
真緒 - クマさん！大好きでーす！❤️ (2022年4月1日 13時) (レス) id: f3449b7706 (このIDを非表示/違反報告)
真緒 - こんなにいい作品を読ませていただいてありがとうございます！実を言うと私不死川担ではないのですが（むしろちょっと苦手だった）この作品を読んで好きになりました！これからもクマさんの作品読みにいきますのでコメント見てくださいね！ (2022年4月1日 13時) (レス) @page42 id: f3449b7706 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみ - 風柱様むざんたおしたとはいえむりしないでくださいね (2021年11月10日 22時) (レス) id: 3ad59a45e6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみ - わたしいつもおもうときがあるですりあるでかぜがふくと風柱様の事/// (2021年11月10日 22時) (レス) @page39 id: 3ad59a45e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さらりとクマ | 作成日時：2021年2月3日 0時
