8 ページ4
「旅？」
［ええ！なんだろう、皇后として、自由に行動はさせてもらえていたんだけど城でほぼ過ごすのがつまらなくて、その反動かな？だから、そのついでにアリババのお手伝いをしてるだけだよ！勝手にごめんね…？］
「そういうことだったのか！いいや、俺こそなんかごめん、助かってんのは事実なんだ！
じゃあ、今からそこの国に行くから、おまえも待っててくれよ！
1度だけでも会いたいんだ……ダメかな？」
［え？それは……きゃっ！辞めてください！］
「!?どうした!?」
［セクハラですよ！こら！蛇！ご主人のセクハラ止めなさいよ！！こら！！あっ、なで方がおじさんですよ！！年齢出てますよ！！］
(ああ…元々のヤムライハさんの通信相手が誰だかわかったぞ。王の座を手に入れても……世の中にはままならないこともあるんだな……)
［それより！王様のかわいいもう1人の弟子のご帰還ですよ！もちろん、相手してくれますよね？
ふふっ、ですよね！まあ、今回その話できたんですけど…
あ、アリババ！私もここで待ってるから、早くおいでね！］
「！！！おうっ！」
やっとAに会えるんだ！
アリババは途端に笑顔になって、すぐにマグノシュタットを出た。
＿
エリオハプト王国
ゴゴゴゴ
「よォ、アリババァー！」
「し、師匠っ。」
「久しぶりだな！コノヤローッ!!」
エリオハプト王国 国王 シャルルカン・アメン・ラー
(蛇 でけえな……)
「そこかよ。」
Aのエリオハプト到着時の話▼▼▼
「おっ、、おまえAかー！！久しぶりじゃねえかッ！」
「…」(蛇 でかッ)
「おい！そんなことより、おまえの愛しい師匠に挨拶はなしか!?仮にも国王だぞ俺！」
「あっ、シャルルカンさん！お久しぶりです！お元気してましたか？」
「おー！ぼちぼちな！それよりA、おまえほんとうに変わってねえなあ！元気そうでなによりだぜ！
白龍と結婚したって聞いた時はしぬかとおもったけど……」
「え？なんか言いましたー？ってかそれより、シャルルカンさんにお話したいことがあって…」
「そう急ぐなよ！その前にほら、美味いもん沢山あんぞ！たんと食え！」
「……はーい…」
食った
「じゃあシャルルカンさん、話したいことが…」
「今日はもう遅いし泊まってけよ！風呂も豪華だぞ！堪能してけ！」
「……はーい…」
風呂入った
「シャルルカンさん、明日にはもう出ようと…だから話を今…」
「はー？まだだよ！逃がさねーぜ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 44人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：氷空音 | 作成日時：2022年6月30日 21時
