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「は？怖くなんかない、何を見せられても、何を見られても、俺のすることは変わらない。ただそれだけだからなァ。」
「そうかい。じゃあ遠慮なく見させてもらうよ。
僕は君のことについても、Aお姉さんのことについても、知らなくちゃならないんだ……！」
ブワアアアアア！
アラジンの頭の中に流れ込んでくる男の記憶。
▼▼▼
「バンザイ！バンザイ！」
「セイバー……貴方には、よく頼みましたよ。」
「……ん。」
「うふふ、今くらい笑ったらどうなの？緊張してるのはわかるけど……」
(違う、本当は……)
「……私の可愛い我が子達を、守ってね。そして、娘たちは、世界を守るようにと……伝えて、育てて、あなたが私の代わりのように……愛でてあげるのよ。
貴方には色んなことを頼みましたから、その代わり色んなものを与えてしまいました。
けれどその力を決して、「間違ったこと」には使わぬように、気をつけるのですよ。
私は、あなたを信じています。」
「……はい。」
(狡い人だ、貴方は。
俺の気持ちを揺さぶって、最後まで利用して……
でも俺はそんなあなたのことが…………
どうしようもなく……)
「なぜ私は、ぅまれてきたのかしらぁ……」
「……そう泣かないで。キミは、世界を正すために……間違わぬように……」
「そん"なの知らないわ！私は、ただ……
自分と、周りの大好きな人達が幸せなら、それでいいの……
何故いつも……そうやって私に押し付けるの……！
私は、私はみんなと一緒に遊んで、話して、歳をとりたいだけなのよ……！
なぜ出来ないの！正しいとはなんなの！間違うことはおかしなことなの！？
わからない……わからないわ私……！」
(どうしようもなく……
俺はお前が大嫌いだ！！
＿グロリア！！！！！)
「……僕は……俺にも、正しいことはわからない。わかるけど、分からない。
でも、一つだけ言えるのは……
「運命」の流れに逆らうことは良くないということだ。
自分の運命を呪うのは、自分の人生を呪ってしまうのと一緒……
僕は、自分の運命も全て愛して終われるような、そういうのが「正しい」ことだと思ってる……！
だから……キミは、自分の運命を恨んでしまいそうな人を助けてあげたらいいんじゃないかな。」
「……どうやって？」
「あるじゃないか、君には……。唯一無二の、素晴らしい優しさと、人間らしさが。
君なら、どんな人の気持ちも、分かってあげられるよ。」
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氷空音(プロフ) - ももさん» ももさん！毎回コメントありがとうございます、とても励みになっています☺️頑張ります👍 (2022年3月16日 17時) (
レス) id: 5e2c75e263 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 続編おめでとうございます🎉一日に2話も出してくれて嬉しいです！無理しないでゆっくりと頑張ってくださいね！これからも応援しています‼️ (2022年3月16日 0時) (レス) @page3 id: 540177c56f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷空音 | 作成日時：2022年3月14日 23時
