Episode15 ページ25
「はい、これで全部あるかな?一応確認しといて」
やっと手芸室に戻ってこれました!
ちなみにスバルは紙袋をひとつ持ってくれた!
2人が仲良しなのはいいけど空気にしないでって言われちゃった
斎宮「うん、きちんと全部あるね。ありがとう、A」
「これくらいしか出来ることないからね、いつでも言ってね。あ、でも、ワンロールは流石にキツいです」
千秋くんとスバルいなかったら持って来れなかったよ…
斎宮「それはすまなかった。次から気をつけよう。」
宗って意外に素直だよなぁ
なんて本人に言ったら怒られそうだけど
「あ、そうだ。宗にお願いがあって…」
斎宮「なんだね?今は忙しいからなるべくはやくして欲しいのだよ。」
そう言いながらも耳を傾けてくれる
「このデザイン見て欲しくて…」
斎宮「…君にしては品性のない作品だね」
「あはは、だよねぇ」
はい、出ました!宗の辛口!
でも私には甘い方なんだよね!知ってる!!
ちなみに見せたのは次のRabbitsのライブの衣装
折角だしと思ってみんなの要望を全てなんとか入れようとしたらすごいことになりました!
「可愛くてかっこよくて、かつ動きやすいを追求してたらこんがらがってこんなことに…」
斎宮「形はこのままでいい。ここにはフリルを着けすぎなのだよ。減らしたまえ。」
「おお、ここを減らせばいーのか!」
斎宮「それでここはもう少しキツめに。ゆるっとしすぎて締りのない印象になるからね。」
「すごい!さすが!!すぐ良くなった!」
斎宮「ふんっ、冷静にやれば君にはこのくらい容易かっただろう。」
宗末っ子なのに私のお兄ちゃんみたい
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作者名:藤郷 | 作成日時:2020年6月13日 22時