どうして ページ12
琴音side
私が叫ぶとAちゃんが慌てたようにやって来た。
ーー嬉しい…嬉しい！
やっぱりあんな奴らより私が心配なんだわ！
続々と人が集まっていく。
勿論、赤司君たちも。
｢何があったんだ？｣
主将が私に話しかけてくる。
｢さつきがっ！私のことウザイ消えろって…！うぅ｣
これ完璧。
私が皆から愛されるのも時間の問題よ。
｢桃井、本当か？｣
｢ち、違いますっ！私、そんなこと言ってません！｣
必死にさつきが弁解しようとするけど私の方が信頼されてるに決まってるんだから無意味よ。
チラリとAちゃんを見る。
ずっとさつきの方を見ているけどきっと呆れてるんだわ、私にこんなことするなんて。
｢ねえ、琴音ちゃん。本当にさつきがアナタの髪を切ったの？｣
チッ、なんであんたが喋んのよ。
｢…うん…私っびっくりして…｣
『本当に？』
｢えっ｣
なんで、Aちゃんがそんなこと言うの？
あの女ならわかる。
だけど…どうしてAちゃんまで私を疑うの？
｢俺、琴音ちんが嘘ついてるように思うんだけど〜｣
｢さつきはんな事しねえ｣
｢大輝くんっ！？｣
そんな大輝くんたちの言葉にほかの人達が確かに…とざわめいた。
｢俺もそう思うよ。…虹村主将、もう朝練は終わります。この件は部活の時に話し合いませんか？｣
｢嗚呼、そうだな｣
そんな虹村主将たちの言葉で朝練は終わった。
私のことを心配してくれてか色んな選手が話しかけてくれたけど、Aちゃんは…南雲美雨と一緒にあの女を慰めてる。
本当なら、私が慰められるはずだった！
私が愛されるはずだった！
無意識のうちに下唇を噛んでいたらしく唇からは血が流れていた。
それでも、Aちゃんは私の方を向かない。
｢クソがッッッ！！｣
私はなにかに八つ当たりすることしかできなかった。
｢うわ、女ってこえー｣
誰かに見られてたなんて、考えもしずに。
ーー
ども、セイです。
平坂さんそろそろTheENDですね！()
陥れるの難しいです。
想像力がないのって辛い(￣･ω･￣)
そういえば、最後に出てきた人、誰ですかね(・∀・)ﾆﾔﾆﾔ
まあ、結構わかりやすいと思います。
皆様ならきっと！((コメント稼g
⊂( ･∀･)彡ｶﾞｯ☆`Дﾟ)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 479人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
lkwisterven - 私夢主ちゃんはみぃちゃんのことお姉ちゃんっていうかと思ってた← (2019年10月5日 12時) (
レス) id: a124146768 (このIDを非表示/違反報告)
CAN(プロフ) - めっちゃ面白かったんやけど！終わりなのが勿体ないくらいに！楽しく読ませてもらいました！ (2017年12月29日 23時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
セイ(プロフ) - ぽきぷりさん» ありがとうございます！ (2016年10月25日 17時) (レス) id: 82a62008f8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽきぷり(プロフ) - 大分遅れましたが、お疲れさまでした。とても面白かったです。 (2016年10月25日 2時) (レス) id: bb4ca612c0 (このIDを非表示/違反報告)
セイ(プロフ) - アプリコットさん» この作品にもアプリコットちゃんがwありがとう！頑張るね！w (2016年10月19日 19時) (レス) id: 82a62008f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：セイ | 作成日時：2016年4月30日 22時
