24話 ページ26
.
’’黒尾『約束する。
俺が必ず、お前を全国に連れていく。
だから、バレー部は辞めないでくれ。
来年必ず
俺と、お前と、バレー部の皆と、全国行こう。』’’
そこからマネージャーになって 今に至る訳だけど、
後々冷静に考えたら
クロが人の事を目障りなんて思うわけないし、
ましてや陰口なんて絶対言うわけないんだよなあ。
こんな事もわからなくなる自暴自棄って、恐ろしい。
A｢………クロ、テープで補修してまで
こんなツギハギの写真大事に持っててくれてたんだな…。｣
ﾋﾟﾛﾝｯ
清水潔子A、主将さんのタオルは見つかりそう?
A｢あ、やべ、待たせちゃってるかな。｣
A見つけられたよ!待たせちゃってた…?
ごめんね!そっちすぐ戻るから!
清水潔子よかった
ゆっくりで大丈夫だよ、転ばないようにね。
Aまたそうやって子供扱いするんだから!
…潔子姉ちゃんは、いつまで俺を油断するとすぐすっ転ぶ
3歳児と同じ扱いをするのだろうか…………。
A｢ま、潔子姉ちゃんの優しさから来る心配だから全然いいんだけどねっ｣
写真をクロのバッグに戻し、部屋を出る。
＿＿＿
A｢うわあーっ！やっぱ待たせちゃってたか、ごめん！！｣
清水｢ううん、そこまで待ってないから大丈夫。｣
谷地｢清水先輩の言う通りです、大丈夫ですよ！｣
A｢ありがとぉ、じゃ、行こうか。｣
体育館へ向かう道中
それぞれの部員の話とか
最近あった事とか、沢山話しが出来たので
最初より、仁花ちゃんとの距離は少し縮まったと…思う！！
＿＿＿
A｢着いた着いたあ｣
清水｢ありがとうね、正直私と仁花ちゃんだけだったら
迷ってたかも｣
谷地｢Aさん、ありがとうございました！！｣
A｢いいってことよ〜
ここからはひたすら全チームでグルグルゲーム回して
1セット毎に負けたチームはペナルティって感じ
もしわかんない事あったら呼んでね、すぐ行くから。
じゃ、またあとでね〜。｣
清水｢なるほど、ありがとうね。それじゃ、また試合で｣
谷地｢それではまた！！｣
二人に流れをざっくり説明して解散後
クロを探すと烏野の主将…澤村さんに
丁度流れを説明し終わったところだった。
A｢クロー！！タオルー！！！｣
黒尾｢おー、悪ぃな。助かったわ。｣
A｢投げるよお〜しっかり受け取れ〜｣
黒尾｢投げるな投げるな。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 877人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キクラゲ(プロフ) - ナノハナさん» ナノハナさん、コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！(^^)更新頑張っていきますので、これからもぜひよろしくお願いいたします。 (3月11日 7時) (
レス) id: c522cf4b3f (このIDを非表示/違反報告)
ナノハナ - 初コメ失礼します！この作品めっちゃ面白いです！！続きがとても待ち遠しくなります！頑張ってください！応援してます！ (3月10日 17時) (レス) @page21 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：キクラゲ | 作成日時：2024年3月6日 7時
