22話 ページ24
どうやらあの二人は期末で赤点を取ってしまい。
運が悪い事に補習の日が丁度今日、合宿初日と見事に被ってしまったんだそう。
A｢…なるほどな、それであの二人は今頃泣く泣く補習受けてるってことか。｣
清水｢うん、まあでも…｣
山本｢うおああああああ！！｣
A｢げ。｣
虎だ、今俺の横にいるのは潔子姉ちゃんと、仁花ちゃん
マネが増えてるだのなんだの絶対騒ぎ散らかすに決まってる…
山本｢じょ………じょ……
女子が、二人になっとる……キレイ系とカワイイ系｣
案の定泣き喚く虎を前にして
すっと手を仁花ちゃんの前に出し、守る体制をとる潔子姉ちゃん。
うん、それが正しい。さすがマネ歴3年、頼もしい。
田中｢見たか虎よ……
これが、烏野の本気なのです。｣
山本｢ぐっ…まぶしい！！！｣
田中｢ナーッハッハッハッ｣
A｢行こう、2人共……
女子部屋まで案内するわ…｣
谷地｢はっはい。｣
勝ち誇る烏野のWSと跪いた状態のままの虎をよけるように
2人の背中を押して誘導する形でその場から静かに離れる。
＿＿
A｢…ここが、女子部屋な。
俺は流石に入れねーから、廊下で待ってるわ。
ゆっくりでいいから荷物置いて準備して来なね。｣
清水｢流石に待たせるのは悪いから、先行ってて。｣
A｢いーのいーの、気にしないで。
監督とコーチからそうするように言われてっし、
まあ、言われなくても待ってるけどね
清水｢そう…わかった、ありがとう。｣
谷地｢あっありがとうございます！｣
ｶﾞﾁｬｯ
そう二人はお礼を言って部屋に入っていった。
さて、暇だしスマホでも見てましょーかね。なんて思いながらスマホを開くと
クロからLINEが来ていた。
黒尾鉄朗ウチのマネージャーさんは、一体何処にいるのかなあ〜
黒尾鉄朗今朝、Aさんのお世話をしてあげた黒尾さん
タオルを一枚部屋に忘れた事に気づいて困ってるんですって
黒尾鉄朗まあ〜それは大変だわあ〜💦
黒尾さんのタオルを取って来てくれる優しい方はいないかしら??
どうやらタオルを忘れたらしい。
にしてもなんだこの近所のお母さん方のような口調は
まだ時間はありそうだし、しょうがない取ってきてやるかあ〜
A優しいAさんが取ってきてくれるそうよ〜
良かったわねえ〜鉄朗ちゃん
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キクラゲ(プロフ) - ナノハナさん» ナノハナさん、コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！(^^)更新頑張っていきますので、これからもぜひよろしくお願いいたします。 (3月11日 7時) (
レス) id: c522cf4b3f (このIDを非表示/違反報告)
ナノハナ - 初コメ失礼します！この作品めっちゃ面白いです！！続きがとても待ち遠しくなります！頑張ってください！応援してます！ (3月10日 17時) (レス) @page21 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キクラゲ | 作成日時：2024年3月6日 7時
