オリキャラ達の比較的平和な日々 (ページ16)

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第十五話　殺気は常時発動ページ16

たけし
「そういえば如月、昨日の転校生のきよちゃんお姉さんいるらしいよ。」

給食を食べながら、唐突にたけしが呟く。

ちなみに曉暗学園は食堂で食べます。

しかもバイキングです。

A
「え?そ、そうなのか？」

驚きのあまり、俺はカレーを吹き出しそうになった。

あわててゴクリと飲み込む。

花燐
「灯花さんのことかな～。」

たけし
「そうそう。」

A
「へぇ～。灯花っていうのか一度会って見たいものだが。」

たけし
「おい、如月？」

突然、たけしと花燐が目を丸くして俺のほうを見た。

A
「どうした？俺が変なこと言ったか？」

すると背後に鋭い殺気を感じて、俺は身構えながら後ろをふりかえった。

灯花
「先ほど名前を呼ばれた気がしたんですが？何かご用でしょうか。」

そういって彼女はにっこりと微笑む。

しかし目は笑っていない。

しかし目は笑っていない。

大事な事なので二回言った。

その笑顔からあふれでる殺気に思わず身震いした。

俺は声を震わせながら答える。

A
「い、いえ、なな何でもありません！」

それを聞くと彼女はいなくなった。

たけし
「良かったな。如月。」

たけしの言葉に頷きながらも俺は恐怖でぶるぶると震えていた。

花燐
「喧嘩売ったらぁ、死んじゃうねぇ～!」

無表情でなんってこといってんだコイツ!

たけし
「だって”おねえさま“だもんな。」

A
「な、なんだよ...”おねえさま“って....。」

花燐
「もうA君はなぁ～んにも知らないんだねぇ！」

それは認めよう。

たけし
「灯花さんはドがつくくらいのＳなんだぜ！」

つまりドＳってことだな。

給食を食べ終えて、廊下を歩いていると声が聞こえた。

そこには灯花先輩がいた。

つーか、なんですか鞭なんか持ってんだよ！

モブ
「灯花サーン!もっと痛めつけてくださーーい!」

灯花
「女王様とお呼び!」

これはもしやＳとＭのプレイじゃねぇのか？

学校でこんなことやって良いのかよぉぉぉぉぉぉ!!!!!!