独歩の妹が可愛すぎてつらいんですが。【ヒプマイ】

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独歩side



珍しくいつもより早めにかえることができた。



あー。しんどい。仕事やめたい。



今日もくだらない日常が過ぎていく。



最近忙しすぎて、Aに全然会えてない

俺の可愛い妹A。

ちゃんと生きているだろうか。


Aが幸せに暮らせる為ならばと、

俺はこんな会社死ぬほど嫌だが、働き続けている。



いやでも、Aは今幸せなのだろうか。
むしろ俺のせいで、辛い思いをさせていしまって、またまたまた...


｢どーっぽ！！そんな携帯で女子高生の写真みながらブツブツ独り言言ってるとまた補導されちゃうよ☆｣

いきなり後から首を絞めてくるこいつは
幼馴染の一二三。


｢うるさい。Aの写真を見て何が悪い。

兄弟なのに。 ｣



｢え、Aちゃん！？

え、うそうそ見して見して。

きゃはッ！！ かっわいぃ〜！｣




人のスマホを取り上げて勝手に見て騒ぐ。



｢一二三。Aには恐怖症でないよな。｣




｢そりゃー。むかーーーしからの幼馴染だしね。それに。Aちゃんは可愛いしとーってもいい子！！あ、あと独歩と顔似てるよね。｣




｢まあそうか。Aは、いい子ほんとに可愛い。はぁ。だが俺のせいでいつも大変な目にあって......ブツブツ...｣




｢あーーもうー、ストップストップ！！｣



俺は一二三に肩をつかまれブンブン揺すられる。


あーやめろ頭痛い。

こっちは仕事帰りで疲れてるって言うのに


｢あれ？お兄ちゃんとひふみ。何してんの？？｣




｢Aーーーーぁっ。｣



思わず現れた天使に俺はすぐさま抱きつく。



｢大丈夫か、生きているか。元気にしてたか。
寂しくなかったか？ゴメンな俺がこんなダメな人間だから、こんなに可愛い妹をほっぽらかして...
それからそれから...｣


｢ひっ...ひふみぃー。お兄ちゃんが変。｣


｢ﾊﾊｯ！きっとAちゃんが可愛いからだよ！おれもぎゅーする！！｣


｢ふ...2人ともーー落ち着いてー苦しぃー。｣



ああ神様。どうして俺の妹はこんなに愛らしいのでしょうか。こんな俺にこんなに可愛い妹をありがとうございます。

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