12.動き出す一星 ページ13
次の日、一星は、円堂の部屋に来た。何やら練習に付き合って欲しいらしい。こっそり見ていた星田は、(何か企んでるな、、)と、思っていた。先に星田は練習グラウンドに足を踏み入れ、隠れた。もちろん練習風景見えるように。
そこに一星と円堂がやってきた。だが、鬼道も見に来たのだ。予想外だ！と、星田は思ったが、一星の様子を見ることにした。
一星がシュート練習をしている。星田は、あれ？と、思いながら、見ている。そしたら、一星は、針が出てるボールに切り替え、円堂を潰そうとそれを蹴った。しかし鬼道は、気づいてしまった。そして、
「避けろ円堂！！」
と、叫んでしまった。円堂は、避けたがボールは壁に刺さったまま、3人は、ボールの元へ向かい、一星は、
「ひどい！！誰がこんなイタズラを！」その瞬間、鬼道がキレかけた。そして叫んだ
「イタズラだと！？お前が円堂を狙ったんだろ！？」
円堂が仲裁に入る。やべえと、思った星田は、こっそり出てきて駆けつけた
「どうしたんですか！？鬼道さん落ち着いてください！！」
「そうだ！星田の言う通りだ！落ち着け！今日の練習はここで切り上げよう」
円堂が付け足した。一星は、鬼道にこっそり
「何を考えてる一星」と、言われ聞こえないように「鬼道のヤロー(怒)」と、言った、星田にしか聞こえなかった。
その後
「豪炎寺の次は円堂を潰す予定だったが、鬼道有人、やはり邪魔だな」一星は、先程円堂から貰ったタオルを燃やした。
「あぁ俺も思ったよ」と、星田は言う。
「お前、、なんで、手を突っ込んだ？星田」と、一星は、怒った。
星田は「お前を失うわけにはいかなかった。ただそれだけだ！」と、答えた。一星は、納得した。
「とりあえず、邪魔者は片っ端から潰さないと！」と、水無月が入り込んだ。2人は、うなづいた。水無月は、考えた、そして案を出す。
誰もいないから聞くことにした。
「次の試合で、邪魔してきたら、これで代表から鬼道を落とす！どう？試合前にどれもいなくなった時に、欠か、一星のどっちかがすり替えるんだ！｣
2人は、了解した。誰もいない場所で、3人は、企んだ。そしてバレないように、別のことを実行するのである。
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