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すでにお昼ごはんを食べ終えた霞は、お昼休みが終わるまで自室にこもるつもりでいた。
まだ来たばかりで物の少ない部屋の床に座り込む。
目の前の机には、おそらく小松田さんか誰かの差し入れのお菓子。
霞はそれを手にとるが、何を言うでもなく元に戻す。
｢午後の仕事は昼休みの終わった後、吉野先生の書類整理の手伝い、トイレットペーパーの補充、三年生のテストプリントの仕分け……｣
自分のやるべきことを反復した霞はひたすら天井のシミを見つめている。
その顔に、あの穏やかな微笑みは感じられない。
霞は机に置いてあるお菓子をもう一度手に取り、近くにあった不要の紙に包んでゴミ箱に放り込んだ。
何も言わない。何を考えているのかわからない。
霞はゴミ箱の中のお菓子を見て少し顔をしかめた。
そんな時、部屋の戸が勢いよく開いた。
｢休憩中ごめんね霞くん〜！…って、座り込んでどうしたの？｣
間延びした口調の小松田さんに、霞は笑顔で答える。
｢いえ、なんでもありませんよ。どうかなさいましたか？｣
｢そう？…えっとね、午後なんだけど、僕がトイレットペーパーの補充を先に終わらせちゃったから、代わりの仕事を頼みたいんだよね！｣
話を聞いてみると、どうやら代わりの仕事というのは、五年い組の授業のお手伝いらしい。
霞は一言返事でそれを受け入れると、小松田さんは礼を言って満足そうに部屋を出ていった……
と思いきや、戻ってきてこう言った。
｢差し入れのお菓子おいしかった？机の上に僕が置いといたんだけど〜！｣
｢あぁ、あのお菓子小松田さんからだったのですね。
美味しくいただきました。ありがとうございます｣
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げんぢ(プロフ) - こよかさん» お忙しい中返信ありがとうございます!そうなんですか!とっても楽しみです~!😢♡無理なさらず主さんのペースで更新していただければうれしいです🙌🏻 (2023年1月23日 6時) (
レス) id: c90bc7c72b (このIDを非表示/違反報告)
こよか(プロフ) - ひかるげんぢさん» ありがとうございます〜！！思ったより忙しくて中々更新できてませんが、そろそろ続きを書こうと思ってますのでぜひぜひ！🥰 (2023年1月23日 4時) (レス) id: ff286fcc14 (このIDを非表示/違反報告)
ひかるげんぢ(プロフ) - すっごく内容がどタイプでした!続き楽しみに待ってます( ˊᵕˋ* )♩ (2023年1月17日 23時) (レス) @page19 id: c90bc7c72b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こよか | 作成日時：2022年11月7日 1時
