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午前の授業を終え、昼休みに差し掛かった時。
乱太郎、きり丸、しんべヱの三人はお昼ごはんを食べに食堂へ向かっていた。
｢今日のご飯はなにかなぁ〜！｣
｢Aランチはサンマの塩焼き、Bランチは野菜炒め、と……んー俺Aランチ！｣
｢私もAかな〜！｣
キャッキャと自分の食べるメニューを決めている時、三人は後ろから声をかけられた。
｢すぐに決められて凄いなぁ｣
声をかけてきたのは、優柔不断で有名な五年ろ組の不破雷蔵。
今日もAランチにするかBランチにするかで迷っているようだ。
｢私と違うものを雷蔵は頼めばいいじゃないか。そうしたら、少しだとしても2つとも食べられるのに…｣
"不破雷蔵あるところ鉢屋三郎あり"とはよく言ったもので、いつも通り五年ろ組の学級委員、鉢屋三郎もそこにいた。
｢ん〜、でも、迷う気持ちはよぉくわかります…！｣
しんベヱがそう口を開いた時、食堂の中から声をかけられた。
｢何を迷っていらっしゃるのですか？｣
｢｢わ！切谷さん！｣｣
乱太郎たちと雷蔵、三郎の五人が話している所に、新しい事務員の切谷霞がやってきた。
どうやら先に食堂に来ていて、もう食べ終わったようだ。
｢切谷さん！実は僕がランチをどっちにするか迷っていて……｣
｢俺と違うのを頼んで少しずつ食べよう、って話をしてたんですけど、それも迷ってしまってるみたいで…｣
困ったように笑う二人を見て、霞はふふ、と笑った。
｢Aランチ、もう残っていないようですよ｣
｢｢えぇ！？｣｣
霞は｢ここで昼食を食べている時"Aランチはもうない"と聞こえた｣と説明し、Aにしようと決めていた乱太郎やきり丸は落胆する。
｢えぇっと……Bランチを頂いていたのですが、とても美味しかったですよ｣
気の毒に思った霞はフォローの言葉をかけるが、乱太郎たちは苦笑いのままでいる。
｢はは、今度は早く決めなきゃなぁ｣
｢今日はBランチをいただくとするか！｣
切り替えの早い五年生の二人。
霞は、そんな忍たまたちを見て少し微笑んでからすぐに去ってしまった。
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げんぢ(プロフ) - こよかさん» お忙しい中返信ありがとうございます!そうなんですか!とっても楽しみです~!😢♡無理なさらず主さんのペースで更新していただければうれしいです🙌🏻 (2023年1月23日 6時) (
レス) id: c90bc7c72b (このIDを非表示/違反報告)
こよか(プロフ) - ひかるげんぢさん» ありがとうございます〜！！思ったより忙しくて中々更新できてませんが、そろそろ続きを書こうと思ってますのでぜひぜひ！🥰 (2023年1月23日 4時) (レス) id: ff286fcc14 (このIDを非表示/違反報告)
ひかるげんぢ(プロフ) - すっごく内容がどタイプでした!続き楽しみに待ってます( ˊᵕˋ* )♩ (2023年1月17日 23時) (レス) @page19 id: c90bc7c72b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こよか | 作成日時：2022年11月7日 1時
