29話 ページ8
コートに立つまでは、良かったんだけどさー
でかくない⁉
全員170cm超えてない？羨ましい
こっちは、センターの先輩以外170cm超えてないのに！
でも一人だけ、160ちょっとのひとがいるなー
ポイントガード？
ピー
おっ
始まる
審判「これより、練習試合を始めます！互いに礼！」
「「「 お願いします！！」」」
ジャンプボールが始まる
貴「先輩！こっちです！」
2軍といっても流石レギュラー
ジャンプボールは帝光が制した
虹「Aっ、ボール寄こせ！！」
速攻に走っていた修にボールを出す
バシッッ
ダムッ ダムッ
追いついて来たディフェンスを修がドリブルでかわす
3pラインの一歩手前で跳んだ
シュパッ
ボールは、リングにあたること無くねネットをくぐった
貴「修、ナイス！」
虹「おう！」
パシッ
私と修は手のひらを叩きあった
3年「ディフェンス、するわよ！」
「「はいっ！」」
ダムッ ダムッ
相手のPGが、ボールを運んでくる
やはり、あの160ちょっとのひとがPGだった
ハーフラインを越えた
？「ふぅ」
ダンッッ！
スピードが上がった
はっや
でも、やっぱまだ中学生だね
貴「フェイントが甘いっ！」
バシッッ
？「くそッ」
貴「速攻！」
ダムッ ダムッ
シュパッ
私はレイアップを決めた
♦
ピー
「「ハァハァ」」
第１ピリオドが終わった
25ー22
なかなか点差が開かない
それに修や先輩は、尋常じゃないくらい汗をかいている
2軍コーチ「柊木 (3年) 、お前PGやれ」
コーチが、爆弾発言をする
貴「じゃあ、私はどうするんですか⁉」
まさか、ベンチに下がれとか？
2軍コーチ「お前は、SGをやれ」
貴「えっ、はっ、はぁ」
これまでやらせてくれなかったのに、急になんで？
ピー
審判「20秒前です。選手は、出て来てください！」
コーチに聞きたいことは、山ほどあるけど、とりあえずやりますか
？「おいっ」
PGの子が話しかけてきた
貴「何か用ですか？」
？「次は、絶対止めてやるからな‼」
おぉっ
修に、負けず劣らずの口の悪さだ
でも、今から私SGなんだよねー
貴「それは、無理じゃないですかね？」
？「あぁん？どういうことだ‼」
？「私じゃ弱すぎるってことか⁉」
あっ
やばい、青筋立ってる
貴「いやっ、そういうことじゃないんだけど」
？「じゃあ、どういうこ「ピーーー」ちっ」
第2ピリオドが始まった
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作者名：エトワール | 作成日時：2017年12月31日 13時
