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28話 ページ7

それから2ヶ月後、私たち2軍は××中学との練習試合を行なうため、神奈川まで来ていた



この試合は、1軍昇格テストも兼ねているらしく予備の1軍の2人はよっぽどのことがない限り出ないらしい



もしも、その2人が試合に出たときは、試合に出ていたメンバー全員の降格もありえるらしい



私は、ポイントガードとして試合に出ている



だから、この試合で降ちることも昇がることもあるということだ



本当はシューティングガードもしたいんだけど、私の他にもシューティングガードがいるからポイントガードしか出来ない



ちなみに修もスタメンで、パワーフォワードやってるよ



××中学はかなり、強い



1軍が、負けることはまず無いが2軍で勝てるか微妙なところだ



テストでもなきゃ1軍が練習試合の相手をしていただろう



テストだから真田コーチや1軍のキャプテンもいて、2軍のコーチも心なしか顔が引きつっている



スタメンは、私と修と3年の先輩が1人と2年の先輩が2人だ



私以外のスタメンは、顔が面白い事になっている



2軍コーチ「おい、お前ら緊張しすぎだ。もっと落ち着け」



そんな事を言っているコーチも、言葉にいつものキレがない



仕方ないから、人生の先輩が声をかけてあげよう



君らより、少なくとも精神年齢(ピー)歳は年上だぞ



あれっ



自分で言って悲しくなって来た



貴「先輩方、緊張しすぎですよー。もっと気楽にいきましょう?」


2年「気楽になんて行けると思う?負けたら降格なのよ!」


貴「勝てばいいんですよ。そんなに緊張してたら勝てるものも勝てなくなりますよ?」


虹「ハハッ、確かにお前のいう通りだな」



修がかたを回しながら言った



虹「そんなに緊張してると、私たち1年2人で1軍入りしちゃいますよ?」


2年「はぁっ?」



2年の先輩が修の胸ぐらをつかむ



しょうがないから、止めるか



そう思ったとき、3年の先輩が咳払いをした



3年「そうね。これが私にとって最後のチャンスでしょうし、死にものぐるいでがんばりましょう」


2年「先輩がそう言うなら」



2年の先輩がしぶしぶという感じだが、引き下がった



でも、その顔にもう緊張の影は残っていなかった



ピー



審判「選手は、整列してください」



2軍コーチ「じゃあお前ら、思いっきりやってこい!」


全「「はいっ!」



私たちは、コートに入った

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設定タグ:黒バス , 転生トリップ , 性転換   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:エトワール | 作成日時:2017年12月31日 13時

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