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さき「あ、A待って。一緒に帰ろ」
いつもいつも、1人は嫌だからって。
もう、ちょっと位聞いても良いよね。
『ねぇ、ゆきちゃんもさわちゃんもいるんだし3人で帰ったら?』
別に…本当の事、言った、よね。
でも返ってきた言葉は耳を疑うような言葉で。
さき「だって、ゆきとさわと別れたら1人なんだもんwwAとだったら家着くまで1人じゃないし。」
群れてないと何がそんなに怖いの?
本当は弱いから、群れてないと言い返せないもんね。群がってる人達って大体そうだ。
『……そっか。』
今の自分が、1番大っ嫌いだ。
☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆
『た、だいま…!』
今日は優に歌をまた歌ってもらって、少し良い気分。
本当の感情を出せるのは、優の前だけ。
母「おかえり。遅かったね」
『ちょっと優に用事があって…』
母「あ〜そうなの?それなら言ってくれれば良かったのに〜!」
最初は冷たい癖に、優の名前を出せば機嫌が何故か良くなる。
馬鹿、だなぁ。
部屋に入ったら姉がいる。姉と同じ部屋で寝たり、勉強したりになる。
ちょっと気分が良くて「ふふっ」って笑うと、姉は…
姉「何?気持ち悪いって。なんもないんなら笑うな。大人になって、早く周りの事も考えられるようになってほしいわ」
って。
どう考えても、冷たい。
この世界はいつから、感情を出してはいけなくなったの…?
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作者名:稲荷 | 作成日時:2018年6月8日 19時