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5話 幼馴染の居候 【鴎外side】 ページ7
ただいまの時刻、午前2時。
そう、草木も眠る、丑三つ時。
そして、ここはAの部屋。
僕の前には悪夢にうなされているAがいた。
前までは「幼馴染の居候」だったAが、少し特別な存在に変わっていく。Aが他の男と話していると、きゅっと胸が締め付けられる。
この気持ちは何なのだろうか。神童といわれ、わからない事などなかった自分にとって、初めての「疑問」だった。
A「う…ん…?」
Aが目を覚ました。
鴎外「大丈夫かい?随分とうなされていたようだが__」
僕が言い終わらないうちに、Aが僕に抱きついてきた。
A「怖い」
鴎外「え…?何か言ったかい?」
A「怖い…怖いの…。お願い、そばにいて…?」
涙目でそう訴えるAは、とても普段のAとは思えなかった。
鴎外「またあの夢を見たんだね…。そばにいるから安心して眠りなさい」
そういうと、Aは「ありがとう…」と言って目を閉じ、暫くすると安らかな寝息が聞こえてきた。
鴎外「おやすみ。」
僕はAに口づけをして、自分の寝床に入った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
luckyめいこいキャラ( ´∀`)
芽依
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作者名:猫柚 | 作成日時:2015年12月27日 23時