。 ページ29
八木side
実家からビールが送られてきた。あと梅酒も。
こんなに消費しきれねぇ
そう思いながら、1本目を開けてベランダへ出る。
外を眺めていると、見慣れた姿が見えた。
これは。。。チャンスかも。
呼び寄せて、来てくれた。
八木「梅酒もあるんだけど、どっちがいい？」
A「梅酒で！」
部屋着にしてるであろう、ダボダボのTシャツ。
短パン。
なんか、隙を見れたようで、嬉しい。
八木「どうぞ。」
A「ありがとうございます。」
んーおいしーと、缶を眺めている。
缶を持つ手から肘、肩にかけて細い線が続く。
薄くて小さい肩。細長い首。綺麗なうなじ。
幼いけれど、綺麗な顔。
すべて俺の物になればいいのに。
なんだかやるせなくてビールを煽った。
A「私が、お家に入っちゃってよかったんですか？」
八木「なんで？」
A「彼女さん、とか。」
努めて明るく、軽く言う。
「いないよ。」
A「えー意外！こんなかっこいいのに！」
社交辞令ってわかってるけど、少し期待する気持ちもあって、苦笑いで返してしまった。
八木「Aちゃんって彼氏いないの？」
A「ふふふ。いたら、こんな時間にふらふらしてませんよ笑」
八木「そうだよね笑」
そうだよねってなんですか！！
と俺を軽く叩いて。
俺を舞い上がらせるのがすごく上手い。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 71人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
沙英(プロフ) - かかお豆さん» ご指摘ありがとうございます。 (2016年8月7日 10時) (
レス) id: 5b87eb1349 (このIDを非表示/違反報告)
かかお豆(プロフ) - 実在する人物･団体を取り扱う作品は、例えストーリーがオリジナルでも二次創作に含まれます。ですので、オリジナルフラグは外しましょう。 (2016年8月7日 3時) (レス) id: 7337257517 (このIDを非表示/違反報告)
沙英(プロフ) - 凛さん» 了解です！ (2016年8月2日 14時) (レス) id: 5b87eb1349 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - はじめまして(^^)vGENちゃん可愛いですね!KEYTALKも大好きなので書いて欲しいです！ (2016年8月2日 14時) (レス) id: f24d1d5617 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：沙英 | 作成日時：2016年8月2日 8時
