忍たま 愛され姫3

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竹「A、正直に嫌いだって言えばいいのに」
『ですが正直に言ってしまったら久々知様に申し訳ございません！』
竹「じゃあどうしようか……」
勘「おーい、何やってるのー八左ヱ門とAー！」
『っあ尾浜様に鉢屋様に不破様！』
鉢「どうしたんだ？その複雑そうな顔は」
雷「なにかやな事でもあったの？……っあまさかうちの八左ヱ門が何かした！？」
『いえ！とんでもございません！』
竹「なんで俺が犯人扱いされなきゃいけないんだ！」
鉢「だって、お前しそうじゃないか」
勘「うわぁ、やだ竹谷君〜」
竹「辞めろ！誤解されるだろ！」
雷「っで何かあったの？Aちゃん」
勘「こういう時は雷蔵ってスルーするよねぇ」
竹「だよなぁ」
『えぇと、久々知様にお豆腐をお食べさせられそうになってまして……』
鉢「あの豆腐地獄か！？」
『いえ、そうではなく久々知様がお豆腐をお作りなされていまして、一口だけお味見してくれないか、とおっしゃってくれるのですが…』
鉢「一口だったらまだいいじゃないか」
『それが……』
勘「もしかして、豆腐が苦手なの？」
『はい…』
不「だったら無理だって言えばいいのにー」
『ん〜……』
不「無理だったら僕達から言ってあげようか？」
竹「そうじゃなくて、な？Aが兵助にそれを言ったら申し訳ないって」
不「あぁ…」
『折角頑張ってお作りしたものを無理です！なんてとても言いづらくて…』
兵「そうだったのか…」
『うわっ！久々知様！』
兵「そうならそうと言ってくれれば良かったのに」
『ですが……』
兵「っまでもAの豆腐嫌いは美味しい豆腐を食べたことがないからだよ！」
『っえ……』

5年-兵助「心)まさかのポジティブ……」

兵「いいから俺の豆腐を一回食べてみなよ！」
『うぅ……心)ここまで来てもらわれたのにお食べ出来ませんっていう事も出来ませんし…』
『では、一口だけ……』
兵「どうぞ！」
『うぅ〜(泣)………


っ！！


美味しい！』
兵「っお！本当か！」
『はい、とても！この様なお豆腐はお食べしたことありません！』
兵「それは良かった！！」
不「一件落着だn……」
兵「じゃあさ！今から豆腐料理作ろうと思ってるんだ！だから皆んなもついでに食べにおいでよ！！」

「「一件落着じゃなかった〜〜〜〜！！！」」

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