忍たま 愛され姫3

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日が出てきて皆が起き始める
Aはあれからまた一睡もしておらず屋根に座って見張りをしており、みんなが起き始めた頃に飛び降りた

そして、すぐさま配置場所につき砲弾がとんでも大丈夫なところにいた

鉄砲隊の皆が最前列に立ちその後ろに忍たま達が構えた

伊賀崎孫兵がジュンコーと泣きべそをかいている

田｢届かない！！｣

佐武虎若の父が伏せ！！と大声でいう

砲弾は地面をバウンドし柵を破り園田村を襲った

田「届いた……草地でバウンドして…」

皆は蛸壺に逃げ、頭を低くする

次々と撃たれる砲弾が飛び交う中
何故かAは蛸壺にも入らず火縄銃を構えていた。当たらないと思っていたからだろうか

虎若の父はそれを見て驚いた顔をしていた

そして砲弾が止まったので皆が安心し始める

『っあ潮江様！！』

壁にめり込んでいた砲弾が降ってきて
蛸壺の中にいた孫兵の頭に落ちそうになった
そして同じ蛸壺の中にいた文次郎にAは声をかけた

文次郎は即その砲弾をレシーブし、その砲弾は高く上がった

砲弾の落ちる先には長次がいて、また高く上げてしまった

潮｢レシーブじゃないぞ！トスでもない！！｣

そう言いつつも既に遅かった

七｢いけどん、あたっ、あたたたァー…｣

高くジャンプした小平太はボキっという鈍い音と共に蛸壺に落ちていった

それを見たAも含め六年生、尾浜、綾部は呆れた

小平太の手をおった砲弾の転がる先を見たが
誰の姿も見えなかったので安心するが…

その蛸壺の中から雷蔵の声が聞こえた

雷｢もう出ていいか…まだ待つべきか…｣

そう悩んでいるとさっきの砲弾が雷蔵頭に……！！

鉢｢乱太郎ぉー！雷蔵が怪我をしたーー！！｣

三郎が焦って乱太郎のところへ、雷蔵の手を引いて走っていった

小｢私もーー｣

小平太も手を抑え走っていった

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