忍たま 愛され姫3

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山｢オーマガトキ城主と、その敵であるタソガレドキの忍組頭が密会？｣
日｢…ピースがそろいましたな｣
山｢うん…事態の本質が見えてきた様だ｣

そういうと山田先生はニヤリと笑った。まあ、一年生は理解できてない。庄左ヱ門を除いて。

土｢…初めからぜーんぶ纏めてよーく考えてごらん？｣
き｢宿題をやれなくて…｣
し｢学校に来られない子の気持ちが…｣
乱｢分かってない！｣
『そうではございませんよね、皆様？』
庄｢…大前提として…手潟さんの様子から考えると…オーマガトキ城主、大間賀時曲時は人望が無く領地から税金がとれない！まして、園田村の様に村々は惣という組織を作って領主に対抗する様になってきている…｣
き｢…あっ！？わかったぁぁぁ！！｣

突然きり丸が大声をあげた

き｢どっちもやる気のない、この戦！オーマガとタソガレは実はグルだったんだ！！｣
乱｢へ？どういう事!?｣
『タソガレドキが攻めてくるとオーマガトキに噂を広めればご自分達の安全を保証してほしいオーマガ領の村々は、庇いの制礼欲しさになりふり構わずお金や兵糧をタソガレ軍に差し出す』
金｢そうか！それがグルだったとしたら!!｣
笹｢タソガレ側はどっさり受け取った金品の一部をオーマガに渡すに違いない！！」
き｢…俺が貰いたかっだぁぁぁぁぁぁぁ！！」
乱「せっかくきり丸は銭の問題になると頭の回転が速いって感心してたのに」
夢「ひと月前の合戦で本当の勝敗は決まってたんだね」
山「大変良くできました」
土「よくできましたぁぁぁああ！！！｣
乱「そんなに？」
夢「泣くほど？」

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