カフェテリアでの話(2) 〜アサside〜［31］ ページ37
ゴホン。
私たちが肩をすくめたきり、何も言わないので、
居心地が悪くなったらしく若武が咳払いした。
「依頼人は言いたい事、他にあるか？」
えっとね…。
私は少し考えてから、話した。
「今日は私のワガママに付き合ってくれてありがと。
ご存知の通り、私は卒業したらインドへ行きます。
皆に会えて嬉しかった。
また会いたいとも思います。
だから忙しいと思うけど、もし…良かったら、インドに遊びに来てね！」
「……。」
誰からもなかなか反応がない。
アーヤは言われた事の意味をようやく飲み込めたらしく、驚いたように叫んだ。
「本当に行っていいの!?」
私は、大丈夫だよ〜と手を振った。
「私ね、すっごくインド行きたくなかったから、決まった時に交渉したんだよね。
それで、友達何人か招待しても良いって許可もらったんだ。」
ほぼ私にメリットはないけれど、何かの時に役立つかもしれないと思って妥協した。
まぁ、私が招待したとしても本当に友達が来るとは親も思ってないと思う。
でも駄目元で言ってみる。
私が1番呼びたいのは、この人たちだから。
それに結構、喧嘩しちゃったしね。
「諸君、何か依頼人に質問はあるか？」
若武が皆を見回す。
すると、おずおずと小塚君が挙手した。
「大した事ない質問だけど…麻美ちゃんはインドのどこに行くの？」
シャリの小塚っぽい質問。
「ニューデリーだよ。」
「そっか。ニューデリーって確か、北の方で首都だよね。」
「よく知ってるね。私なんて、ニューデリーって場所、知らなかったし。」
尊敬する！
「僕、行ってみたいな。インドは行った事ないし。」
「あ、そうなんだ〜。」
「いや、インド行った事ある小学生なんてそんなにいないと思うけど。」
上杉君にツッコまれる。
「でもシャリの小塚だし、あり得るかなぁって。」
私が言うと上杉君は納得し、そして驚きの言葉を放った。
「あぁ、そういう事か。……俺も、インド行ってみたい気持ちは少しある。」
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希緒 - 楠なーさん» ありがとandこれからも宜しくd(ゝ∀･*)ﾈｯ☆ (2017年6月2日 18時) (
レス) id: 6b330cfe2f (このIDを非表示/違反報告)
楠なー - 希緒さん» りょーかいです！頑張れandこれからもよろしく( *´艸｀) (2017年6月1日 11時) (レス) id: 7164bf1d64 (このIDを非表示/違反報告)
希緒 - 楠なーさん» ありがと(*´∀｀*) でも、取り敢えず自分で頑張ってみよっかな お手上げになったら宜しくお願いします(笑) (2017年6月1日 0時) (レス) id: 6b330cfe2f (このIDを非表示/違反報告)
楠なー(プロフ) - 続編の行き方教えましょうか？ (2017年5月29日 0時) (レス) id: 20b5ed2b90 (このIDを非表示/違反報告)
楠なー(プロフ) - 希緒さん» 普通に尊敬するよー。だからコメントも評価もしたし。ありがとう！ (2017年4月30日 22時) (レス) id: 20b5ed2b90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：希緒 | 作成日時：2015年10月18日 4時
