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カフェテリアでの話(2) 〜アサside〜[19] ページ22

「よし!じゃあ、KZ捜査会議を始めるぞ!」

若武は、皆を見回した。

「アーヤ、書記。」

「あっ、OK。」

あわててノートとシャーペンを出すアヤちゃん。

「依頼者の真田 麻美さん、我々探偵チームKZにどのようなご相談があるのでしょうか?」

修飾語多すぎない?

まぁ、それが若武なんだけど。

私はアヤちゃんに1つ聞きたい事があったので、手を挙げた
(若武にではなく、アヤちゃんに手を挙げたの)。

それなのに、若武が言った。

「どうしたんですか?」

しょうがない、若武にも1言言ってやろう!

私は、若武をにらんでから言った。

「まず、若武。変な敬語使うの止めてくれる?」

「後、アヤちゃん。
あなたの事、アーヤって呼んでもいい?私の事は、アサって呼んで欲しいんだけど…。」

「え…!いいのかな!?」

いいに決まってるじゃない!

私から言ったんだから!

「もちろん、いいよ!よろしくね!」

「よろしく!」

アーヤは、嬉しそうにうなずいた。

良かったぁ…。

「おいっ!」

若武が机を叩いた。

「何っ!?」

私とアーヤは、びっくりして若武の方を見た。

「お前ら、今は神聖なる探偵チームKZの捜査会議をしてるのに全然進まないじゃないか!
2人とも発言は慎めっ!」

「あっ、ごめん!」

即座に謝るアーヤ。

素直すぎる…!

「ごめんね、若武。
じゃあ、若武の邪魔が入らない所でゆっくりガールズトークしよっ!」

と私が言った。

「うん!」

若武は、少しムッとした顔をしたけど、とりあえず落ち着いたっぽい。

「では、改めて真田 麻美さん、よろしくお願いします。
__________まさか、インドに行くって事じゃないだろうな?
その事なら、オレがもう皆に言ったぞ。」

と若武。

そんな事、とっくに分かってる。

まぁ、そんな事よりまず言うべき事を言わなきゃ。

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希緒 - 楠なーさん» ありがとandこれからも宜しくd(ゝ∀・*)ネッ☆ (2017年6月2日 18時) (レス) id: 6b330cfe2f (このIDを非表示/違反報告)
楠なー - 希緒さん» りょーかいです!頑張れandこれからもよろしく( *´艸`) (2017年6月1日 11時) (レス) id: 7164bf1d64 (このIDを非表示/違反報告)
希緒 - 楠なーさん» ありがと(*´∀`*) でも、取り敢えず自分で頑張ってみよっかな お手上げになったら宜しくお願いします(笑) (2017年6月1日 0時) (レス) id: 6b330cfe2f (このIDを非表示/違反報告)
楠なー(プロフ) - 続編の行き方教えましょうか? (2017年5月29日 0時) (レス) id: 20b5ed2b90 (このIDを非表示/違反報告)
楠なー(プロフ) - 希緒さん» 普通に尊敬するよー。だからコメントも評価もしたし。ありがとう! (2017年4月30日 22時) (レス) id: 20b5ed2b90 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:希緒 | 作成日時:2015年10月18日 4時

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