インド旅行は知っている

KZに会うっ！〜アサside〜［14］ ページ16

でも、今はそんな事をあれこれ考えていられる時じゃない。

時計を見ると、もう12時半過ぎ。

これから支度をするからあんまり余裕ないんだよね。

急いでご飯を食べる。

「ご馳走様でした！」

お皿を片付けて上へ行く。

そして、秀明のテキストとペンケースを秀明バッグに入れる。

KZの皆と会った後、そのまま授業を受けるからね。

後は、カフェテリアに行くから、財布もいるかな？

財布を入れる前に、中身を確認。

空っぽだったら困るし。

財布の中には、821円入っていた。

足りると思う。

あっ、お弁当！

下に降りて、お母さんに

「お弁当出来てる？」

と聞く。

「お弁当ね。はい、これ。」

とお弁当袋を手渡された。

「ありがと。」

秀明バッグに、お弁当を入れる。

他には…、いらないよね。

秀明バッグのファスナーを閉めて、椅子の上に置いた。

時計を見ると、1時ちょうど。

1時半に出るとしても、時間は十分にある。

勉強しよっかな。

学校の宿題を片付けていると1時半になった。

コートを着て、マフラーもして、秀明バッグを持って家を出た。

楽しみだなぁ！

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