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何なんだ、この母親。[回想] ページ4

母「じゃあ、最終選別に行ってきてねニコニコ」


僕「…は?」


母「最終選別に行って帰ってくるまで家に帰って来ないで頂戴ねニコニコ」


バシンッ(家から僕を追い出し、閉め出した音)


僕「………えっ…何、何なの?最終選別って、死ぬかもしれないんじゃないの?え?そんな、そこの八百屋で大根買って来てみたいなノリなの?え、え?………てか、藤襲山てどこ。」


これが、昨日のことである。









僕「……ここが、藤襲山…藤、凄い。」


聞き込みをして、どうにか藤襲山についた僕は、頂上に位置する集合場所へ来ていた。


僕「こんなに咲いてたら、手折ってもばれなさそう。パキッ」


かなり最低な事をする僕。手折った藤を大事に懐にしまい、輝哉さん…お館様のご息女どご息男の話に耳を傾ける。


僕「(あ、あの額に火傷痕のある子の耳飾りかっこいいな。もしかしたら、同期になるのかぁ。あ、その前に死ぬかも。……それはそれで、いっか。ん?あの金髪の子……すげぇタンポポみたい。タンポポって言わせてもらおう。……あっ話聞いてなかった。←)」


気づいたら、皆ほとんどいなかった。


慌てて僕は鬼のいる山奥へと走った。








一日目


鬼「久方振りの食いもんだぁ!まてぇぇ!」


僕「うわぁキモッ。なに?こんなのが(ヒュッ)うようよしてんの?うわぁ」


話している途中に投げた小刀が、運良く鬼の顎に命中し、跳ね飛ばした。


刀はあるのだが、母が教えてくれなかった性であまり扱えない。


だから、刀より徹底的に教え込まれた小刀と体術…もとい、異常な身体能力でカバーするしかない。


ほんと、僕の母は娘に何おしえてんだか。責めてほかの役にたつ物を教えて欲しかった。


そんな事を考えて、小刀を回収していると、


?「ぎゃああああああああああ!!」


汚い高音の悲鳴がきこえた。


僕「…あぁ、哀れな奴の声が聞こえる…ちょっと顔拝んでくるか。」←


タンッタンッと木の上をつたって、声の聞こえた方向へ向かう。


そこには、


?「わああああああああ!俺なんて食べてもおいしくないよおおおおお!!誰か助けてえええええ!
もうやだあああああああああああ!!!」


全力で走る、タンポポの姿が。

タンポポ現る。→←母はしぶとい。



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ふく - 嵌められたのでシリーズも見てます!とっても面白いです、更新頑張ってください! (2020年4月26日 20時) (レス) id: 61180c9817 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶(プロフ) - 続きが見たいです!ワクワク (2020年3月9日 20時) (レス) id: ba0eed2e75 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:SYEHERA | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年12月25日 19時

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