▼ リヴァイ× 先生 2 ページ9
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「そういえば明日の三送会の話、聞いてる？」
「んー？」
とても肌寒い２月。お昼休みには仲良しのリッチャンとご飯を食べるのがお決まり
「え？聞いてないの？Aのことだからもう耳にしてると思ってたけど」
「えーなんか特別なことあったっけ？」
お腹が空きすぎてご飯に夢中で適当に聞いてたのが間違いだった
「リヴァイ先生、バンド組んで演奏するらしいよ」
「えええええええ！？！？！？」
突然のワードの数々に、思わず持っていた箸を床に落とした
「あーうるさいってば。ていうかベタすぎるからね箸落とすとか」
そう言いながら落とした箸を拾い、ティッシュで拭いて渡された
「珍しいね、いつも先行してリヴァイ先生情報を入れるAが知らないなんて。」
「バイトやってから行けてない....」
本当はバイトが忙しくて忘れてたなんて言えないけど
「あーバイト始めたね、じゃあ授業以外に会えてないんだ？」
「授業も最近....寝てる」
「ダメでしょそれ。リヴァイ先生何やると思う？」
珍しく得意げな顔をして聞いてきたリッチャン
「....教えてくださいリッチャン様」
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ギィィイィッ
「ﾊｱｯ....いたっ....」
錆びた音を響かせる体育館のドアを勢いよく開けた
「......久々だな」
ドアを開けた先には、スーツ姿でメガネをかけ、ドラムの前に座りバチを手にした先生の姿
「それよりっ！！先生、明日ドラムやるの！！！」
側まで近づくと、壇上にはドラムの他にマイクやピアノにギターの楽器類が置かれていて、体育館には沢山のパイプイスが綺麗に並べられていた
「学生の頃、バンド組んでやってたからな」
「先生がドラムしたらダメ」
「はあ？」
「....絶対かっこいいもん」
「またそれか」
呆れ顔でドラムを叩き始めた先生
私は壇上の下から先生のドラムを叩く姿を見てた
「ほらやっぱり先生かっこいい」
すると先生はハァとため息をついてドラムを叩く手を止めた
「え、先生もう終わり？」
バチをしまうと先生は壇上から飛び降りた
「....よくまあさらっと言えるな....聞いてるこっちが恥ずかしいだろうが」
横に並び歩き、先生を見ると顔を赤く染めていた
「え、先生照れてるかわいい！」
「うるせえ....お前は少し黙れ」
先生のまた新たな一面を自分の目に焼き付けた
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♪美桜♪ - コメント失礼します。完結おめでとうございます！！全部凄く良かったです！あんず様の小説はいつも楽しく読ませていただいています！他の小説も頑張ってくださいね！陰ながら応援しています！(*´ω｀) (2018年9月23日 13時) (
レス) id: 951996096a (このIDを非表示/違反報告)
カエデ(プロフ) - 完結おめでとうございます<m(__)m> とても楽しかったです！ありがとうございました(≧∀≦) (2016年7月14日 7時) (レス) id: 3be6e10bf6 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん♪(プロフ) - あんず様のこの短編集大好きで、いつも影ながら読ませていただいてますm(_ _)m私は続けて欲しいと思ってます！ (2016年5月14日 18時) (レス) id: 73d1b6644f (このIDを非表示/違反報告)
Kurin. - 私も更新楽しみにしてるので、続けて欲しいです！ (2016年5月14日 11時) (レス) id: 119c787c94 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ煮オレ(プロフ) - いつでも良いので更新してください！楽しみにしています！ (2016年5月13日 13時) (レス) id: f5dbfcdd58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず | 作成日時：2015年6月17日 0時
