▼エルヴィン × プール ページ47
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「だから何度....」
「大丈夫だって！私に見向きする人はエルヴィンくらい！」
「それはそれでいいのか悪いのか」
「もー！早く買ってきて！お腹空いた！」
ブルーシートの上で大の字になる私にエルヴィンはバスタオルをかけた
「もう少し上品な格好にできないか？」
「バスタオルかけてるからおっけー！」
「遠くに行くなよ？」
「子供じゃないから大丈夫！はい行ってらっしゃい〜〜」
しぶしぶエルヴィンは昼ご飯を買いに出た
エルヴィンが心配するほど異性には全く好かれないしスタイルが良いわけでもないし顔も良くないししまいには割と口も悪かったり
そんなのがエルヴィンと付き合えてることが心配だわ
ツンツン
ふとなにかが腕辺りに突くような感触がしてその方へ顔を向けた
「ぼく、どうしたの？」
「えへへ、ぼく、おねえさんにさわってみたかっただけ！」
見ず知らずのちいさな男の子は私の腕を指で軽くまた突いた
なんだこのかわいい顔した変態は！！！！
「ぼく、ママは？パパは？」
「あのねママはリオルとどこかいってね！パパはいまねてるの！」
「リオル？」
私は起き上がり話を聞いてあげることにした
「うん！ぼくのおとうと！」
「そっか〜ぼくお名前は？」
「シャオル！」
ニコニコと笑い喋りかけるシャオルくん
「おねえさんだっこして！」
「え？」
シャオルくんは腕を広げて私の首元に巻きついた
「パパとママのとこ戻ろう？心配しちゃうよ」
「まだおねえさんといるぅ！！」
すると太ももに乗り、胸元に顔を埋めた
「おねえさん、ちゅーするひといるの？」
「んん？ちゅーするひと？」
「らぶらぶおててつないでちゅーするひと！」
うん？彼氏のことか？
「え〜ひみつ！」
私は口元に人差し指を当てそう言うと、シャオルくんは私の指を両手で離した
「ここだれもいないよ？ぼくがおねえさんにちゅーしてあげる！」
シャオルくんは勢い良く私の両頬を掴んだ
「ちょ、シャオルくん！？」
私は勢いに負けギュッと目を閉じると確かに唇に柔らかいものが触れた
フッと離れ私は目を開けた
「え....っ」
目の前にはエルヴィンの顔
「危なかった....コラ、君、パパとママの所に戻りなさい」
「なんだぁちゅーするひといるんだ....いいや！バイバイ！」
颯爽とどこかへ行くシャオルくん
「ほんとに気が気じゃないよ」
彼は私を引き寄せ唇を塞いだ
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♪美桜♪ - コメント失礼します。完結おめでとうございます！！全部凄く良かったです！あんず様の小説はいつも楽しく読ませていただいています！他の小説も頑張ってくださいね！陰ながら応援しています！(*´ω｀) (2018年9月23日 13時) (
レス) id: 951996096a (このIDを非表示/違反報告)
カエデ(プロフ) - 完結おめでとうございます<m(__)m> とても楽しかったです！ありがとうございました(≧∀≦) (2016年7月14日 7時) (レス) id: 3be6e10bf6 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん♪(プロフ) - あんず様のこの短編集大好きで、いつも影ながら読ませていただいてますm(_ _)m私は続けて欲しいと思ってます！ (2016年5月14日 18時) (レス) id: 73d1b6644f (このIDを非表示/違反報告)
Kurin. - 私も更新楽しみにしてるので、続けて欲しいです！ (2016年5月14日 11時) (レス) id: 119c787c94 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ煮オレ(プロフ) - いつでも良いので更新してください！楽しみにしています！ (2016年5月13日 13時) (レス) id: f5dbfcdd58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず | 作成日時：2015年6月17日 0時
