▼ジャン × 結婚式 ページ40
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「新郎新婦の入場です！！！」
タラララーンタラララーン
綺麗に衣装チェンジをした新郎新婦を見て拍手が沸き起こり私もなんだかホッコリして拍手を送った
「なんか....まさかだよな、あいつらが結婚にまで踏み切るなんてよ」
拍手をしながらボソッと円卓の隣の席に座る同級生のジャンが言った
「確かに。何度別れる別れない繰り返してそのたびに私らそれぞれに話聞いてたよね。」
「俺らだけで会議したこともあったな」
「懐かしいわ〜」
「俺らどんだけ振り回されてたんだっていう」
決められた通り道に沿うように円卓に近づいてきた彼女たちをスマホの写真に収めると新郎新婦の席に着いた
「お金が発生してもおかしくないぐらいにね」
「御祝儀の半分は俺らが貰ってもいいぐらいだよな」
「ほんとそれ」
和やかな雰囲気で司会が進み乾杯の音頭をとると料理に手を付けた
「なあ、これうめえ」
「ん、食べてみる........あ美味しい」
「やっぱり結婚式の飯は違うな！」
「やめてよ、貧乏くさい」
"あ！A！ジャンも久しぶり〜！"なんて同級生が沢山いるせいか半ばクラス会状態
「A、そろそろあいつらんとこ行かね？」
「そうだね、行こっか」
タイミングを見計らって新郎新婦の元へ行く
「おめでとう〜〜！あんたらケンカしないでよ？」
「ありがと！うーん、それはわかんない！ねえ？エレン？」
「また助けてもらうかもな！その時は宜しく！」
「お前ら完全に頼る気満々じゃねーか」
すると、新郎新婦の2人は見つめ合ってクスクスと笑った
「お前らはまだなの？」
「「は？」」
「綺麗にハモりすぎ！！」
またそうやって2人して見つめ合って笑う
本当、幸せそう
「だから、結婚だよ！！」
「「はあ！？」」
想像もしなかった言葉にどうしてと尋ねた
「え？お前ら付き合ってないの！？」
「うっそ！？そうなの！？」
新郎新婦は2人して驚いたようにして顔を見合わせた
「俺らがいつそんなこと言ったよ！？」
「俺ら普通にそう思ってたわ〜ごめんな！」
「あの〜じゃあ写真撮りますね〜〜」
遠慮がちにカメラマンさんが言うと、
「3.2.1....はい、オッケーです」
きっと私、顔が赤く写ってるかも
「とにかく！幸せになれよ！」
「お幸せに！！！！」
何故か2人してそそくさと円卓に戻り席に着いた
きっとこれが今の私たちの第一歩
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♪美桜♪ - コメント失礼します。完結おめでとうございます！！全部凄く良かったです！あんず様の小説はいつも楽しく読ませていただいています！他の小説も頑張ってくださいね！陰ながら応援しています！(*´ω｀) (2018年9月23日 13時) (
レス) id: 951996096a (このIDを非表示/違反報告)
カエデ(プロフ) - 完結おめでとうございます<m(__)m> とても楽しかったです！ありがとうございました(≧∀≦) (2016年7月14日 7時) (レス) id: 3be6e10bf6 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん♪(プロフ) - あんず様のこの短編集大好きで、いつも影ながら読ませていただいてますm(_ _)m私は続けて欲しいと思ってます！ (2016年5月14日 18時) (レス) id: 73d1b6644f (このIDを非表示/違反報告)
Kurin. - 私も更新楽しみにしてるので、続けて欲しいです！ (2016年5月14日 11時) (レス) id: 119c787c94 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ煮オレ(プロフ) - いつでも良いので更新してください！楽しみにしています！ (2016年5月13日 13時) (レス) id: f5dbfcdd58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず | 作成日時：2015年6月17日 0時
