十話 ページ11
Asaid
______日曜日
最悪だ
「すみません、中原さん。急に仕事が入ってしまって……今日は行けないです」
いざ出掛けようとしたら、上司から電話が入って急に仕事となった
メールでそう送れば数分後
「じゃあ待っとく」
その一文が来た
「待ってるって言っても、大分掛かりますよ？」
「構わない。その間に来週に分の書類をしとく」
そう書かれていてお言葉に甘えることにした
「終わり次第連絡入れます」
そう言って会社に行く
どうやら私の部下のミスがあったらしい
急いで終わらせないと
人を待たせるなんてやってはならない事だ
そう思いながらコンピュータに指を走らせる
どれ位経ったか、完成した頃には日が傾いていた
すぐに連絡を入れると
「判った、其処からなら何処が近い？教えてくれたらすぐ行く」
そう言われて側に公園があったのを思い出し、教えれば直ぐに行くと言われる
其処までしなくていいのでは？と思いながらその公園へ向かえば、高そうな車が一台
真逆と思いながら近づくと
「あ、来たか」
中原さんだった
……お金持ちなのかな
「すみません……」
「謝る事ねェよ。仕事は仕方ない」
そう言って助手席に乗る様に言われ乗る
家の車と同じ車種かな……
「で、何処行くんだ？」
「あ、実は珈琲が美味しいって言われてる喫茶処があって……」
「何処だ？」
「うずまきって言うところで、武装探偵社の下にあるんです」
そういえば一瞬中原さんの顔が曇った気がした
「もしかして行ったことあるとか……ですか？すみません……」
「いや、大丈夫だ」
そう言ってうずまきの方へ運転する中原さん
武装探偵社……異能力集団が集まるのだとか
ポートマフィアと対立したり色々あったそう
私も異能は持ってるが、役に立たない
平和な世界で良かった
戦闘なんてガラじゃないもの
……でも、自由に憧れは少しはある
だから家を出たのに、二の舞
……せっかくワクワクしていた気分が下がったが、でも楽しみだ
美味しい珈琲だといいな
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月25日 1時) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - 正直にいうと後半の妹サイドの話、私は姉側に入り過ぎて自分の様に体調壊すまで痛みますその話はどれくらいで終わりますか。終わっていたらそこから読みたいのですが、どこからか教えてください (2019年5月31日 7時) (レス) id: 8edac39d65 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» ええ、救いようがなくて何か言って入りたびに呆れてしまいます。救えないのです (2019年5月26日 20時) (レス) id: 996d91c156 (このIDを非表示/違反報告)
麗華三日月 - 居ますよね…救いようが無いからなぁ… (2019年5月26日 20時) (レス) id: b8888aeaec (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» そうなんですか？じゃあ……自信持って頑張ります！そうですね。そうなんですか？私のクラスでも居ますね……改心できたら良いのですが、そんな気楽なもんじゃないから嫌ですね (2019年5月25日 13時) (レス) id: 996d91c156 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リュカ
| 作成日時：2019年5月12日 15時
