【wrwrd】お前なんて大っ嫌い！【knsm】

喧嘩８日目 ページ9

鬱「で、で！トントンさんはうちのAとどんな関係なんです！？」

興奮しているのか体が前のめりになる大先生。

トン「トントンでええよ、どんな関係って言っても君が喜ぶような事やないで？？」

『大先生、トン氏は私のいとこの友達。てか何を期待したん…？』

じとー、っと大先生を睨む。

鬱「へぁっ！？い、いや、トントンがAの事好きやったらなー、とかって」

『は？』

鬱「アッごめんなさい」

トン「まぁええやん、早く買い物行こうや」

『そうやねー…じゃーね大先生！』

手を振って、トン氏と一緒に買い物へ行く。

大先生は、小さくなっていく二つの背中を見て。

鬱「…本当に、誰かが恋のライバルにでもなってくれればええのにな…、そしたらあいつ、素直になるやろ…」

ぽつり。そう零した。

ーーーー

『んへへへぇ…お菓子コーナーなんじゃあ…』

こういう所はお兄ちゃんに似ているのだろうか、やはり甘いものが好きなのだ。

まぁお兄ちゃんたけのこ派なんだけどね。勝ったんだってねおめでとう

私どっちも美味しいと思うけど？あ、でも一番はアルフォート先輩だよね！

トン「…顔がオスマンに似とるよ？」

『は！！』

だらけきっていた表情を素早く戻し、キュッ、と顔を引き締める。

とりあえずカゴにアルフォート先輩とたけのこの村は入れといた。

ーーーー

親が二人ともたけのこ派。ひどい

私誰に似たんだろう…もう弟を信じるしかないわ、頼むきのこ派になってくれ

喧嘩９日目→←喧嘩７日目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す