144 ページ15
「じゃっ、近藤さんによろしく伝えておいてくれ！」
「へいへい。二人きり残ってナニするか分かりやせんが、ちゃんとゴムつかって……」
「総悟ｫｯ！！お前少し黙れよｫｯ？！？」
「銀ちゃん？なんでゴム使うアル？？こいつら海賊王目指してるのカヨ？」
「まぁなー……海賊王は海賊王でも夜の方の……」
「おい糖分中毒も黙りやがれｯｯ！！？」
ﾋﾟﾘﾘﾘﾘ……
「あっ……旦那ｧ、列車乗りやすよ……あっ！土方さんこれ餞別でさｧ！じゃっ！」
「餞別だｧ？なんだこの封筒……」
「ほら神楽と新八も行くぞぉー！じゃ、Aちゃん気を付けて江戸まで帰ってこいよ！」
「A！ちゃんと帰ってこいヨォ？今度またそよちゃんと一緒に遊ぶアル♪」
「じゃ、土方さん！Aさん！お先に江戸戻ってますね！」
『皆さん！本当にありがとうございました！道中お気をつけて！！』
列車が走り出し……窓越しに手を振った。
十四郎さんは封筒の中身を見たあと何故か沖田さんをめちゃめちゃ睨んでいた……
『沖田さんの餞別ってなんだったんですか？』
「な、なんでもねｪよ……じゃっ、行くぞ」
乱暴に着流しの袖に沖田さんの封筒を入れると十四郎さんは歩き出した
ーーーーーー
「ここが兄貴の墓だ……」
『土方…為五郎さん……初めまして！真選組のAAです！』
お墓の前にしゃがみ手を合わせて挨拶をした
「真選組かよ！お前、そこは俺の彼女で良いんじゃねーのか？…あっ……それよりも……」
そう言うと十四郎さんは私の横にしゃがみ、手を合わせ……
「兄貴…………俺が惚れてる女を今日連れてきた…………バラガキだった俺が好いたの惚れたのなんざ兄貴も天国で驚いてるだろうな…………どうか、見守っててくれ………俺はこいつを幸せにする」
十四郎さんは手を合わせて目を瞑りながらそう言った…………だから私も……
『為五郎さん…………私もすごく十四郎さんを愛してます……誰よりも…何よりも……そして幸せにしたいです……どうか、見守ってほしいです……』
そう言った瞬間、十四郎さんが私の頭を撫でてきた……
「…………ありがとな」
そう言って優しく微笑んでくれた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 67人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Zoo(プロフ) - りなさん» りなさん(*'ω'*)続編作成いたしました♪これからもよろしくお願いします( ^^) _旦~~ (2020年6月11日 21時) (
レス) id: cd365aba2d (このIDを非表示/違反報告)
Zoo(プロフ) - りなさん» りなさん初めまして( ＾ω＾ )コメント感謝です'°☆調べた所…R 18作品に設定したため表示されないそうです(；ω；)R 18ではない翔んで銀魂�Δ鮨靴靴�作りますのでもう少しお待ちください( *・ω・)ノ (2020年6月11日 19時) (レス) id: b2f3d14e7d (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - はじめまして^ ^面白いです^ - ^新しいの探してますが見つかりません(T . T) (2020年6月11日 18時) (レス) id: 601f8d1d00 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Zoo | 作成日時：2020年5月29日 17時
