ACT147.交代〜10人〜 ページ3
苦戦している間に竜巻が消えた、ゴール前は密集しているも狩屋さんは体をうまく使い方向転換、そして柔軟な動きでカットした。
そこで前半が終了した。
咲凛「(はぁ・・・、前半だけでこんなに。)」
1ページ分の描き込み、地味にびっしりとなっていた。
咲凛「(後半と合わせると2ページ分・・・キツいかも。)」
でも今はこれしかやることないと考えているとこれが現実なんだと声が聞こえた。
顔を上げると南沢さんが三国先輩達に話しかけていた。
南沢「フィフスセクターの言う通りにやってれば波立てずに卒業できるだろ。」
三国「本当にそう思っているのか。」
南沢「あぁ、思ってるさ。」
そう言うと南沢さんはベンチに下がっていった。
咲凛「・・・何も知らないから、そう言えるのよ。」
奴等がしてきたことを、シードとして取り入るためには手段は選ばない。
それを知らないから、あぁいうことが言える。
私は前半分のページを保存しながら思った。
みんなが集められ後半からの指示が出る。
円堂「後半、車田と信助は交代だ。」
車田「俺ですか？。」
鬼道「竜巻を利用する月山国光からボールをカットするには西園のジャンプ力が必要だ。」
淡々と話す鬼道コーチ。
車田「頑張れよ、信助。」
信助「はい。」
ここで終了かと思ったが円堂監督は別の視線へと向く。
円堂「それから霧野。」
霧野「はい。」
円堂「後半、お前もベンチに下がれ。」
みんなの視線は一気に霧野先輩に集まる。
神童「霧野はDFの要です、それを下げるなんて。」
みんなはそう思うだろう、だけど試合に集中できず、自分のプレーをできない選手がいても勝てる試合も勝てない。
そう、それが今の私のように。
円堂「いいな、霧野。」
霧野先輩にそう言い聞かせる。
霧野先輩は下を向きながら小さく返事をした。
神童「では監督、誰と交代を。」
青山先輩と一乃先輩が住まいを正す、私は怪我の悪化を防ぐために出られないから諦めてる。
円堂「後半はこの10人で戦う。」
全員「えっ。」
みんなは驚いていた。
円堂「以上だ、みんな後半に備えろ。」
後半はこの10人なんて、何を考えてるのだろう。
ACT148.焦り〜霧野蘭丸〜→←ACT146.鍵〜DF(ディフェンダー)〜
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春空 - あおいさん» ありがとうございます！！。そう言っていただいて嬉しいです！！。 (2021年11月14日 13時) (
レス) id: b7944ac591 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 最初から最新話まで読ませていただきました！とても面白くてこの先どういうお話になっていくのかとても気になります！これからも更新頑張ってください！ (2021年11月13日 22時) (レス) @page40 id: fde09eb5f8 (このIDを非表示/違反報告)
アサリ - すみません (2021年11月6日 8時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
春空 - アサリさん» 更新停止をするなんて一言も言ってませんが；；。 (2021年11月6日 8時) (レス) id: b7944ac591 (このIDを非表示/違反報告)
アサリ - 無理はしなくていいですけど更新停止はしないでください (2021年11月5日 19時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
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