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episode_six ページ6

やっと休暇も終わりに近づく。
とうとう明日、生徒たちが汽車に乗ってやってくる。

Aはクィレルと一緒に授業の準備をしていた。

「薬品、足りないな...」

「私が取ってきましょうか?」

クィレルはそうAに聞き返すが、それを断った。

「先輩の所に取りに行くので大丈夫です。...きっとクィレルさんもその...行きづらいと思うんで。」

クィレルは「う、」と呻くような声を出した。
去年の出来事があってからスネイプはクィレルの事をあまりよく思ってないらしい。

クィレルとAがスネイプと鉢合わせた時のスネイプの目と来たら、視線で刺し殺されるような威圧感を放っていた。
あれからクィレルは少しスネイプを避けるようになっていた

「.....あ、その一つ、頼んでもいいですか?」

「...?私に出来ることなら」

「ハグリッドの所に行って二フラーの餌を貰ってきてくれませんか」

「ああ、貴方のペットの.....」

「カプリスです。」

すると、Aの頭の上からカプリスがひょこっと顔を出した。

「お、」

「…なぜその二フラーは頭の上に金貨を何枚も重ねているんですか」

「……最近のマイブーム、なんスよ。多分。」

カプリスは器用に頭に金貨を五枚ほど乗せていた。その顔は少し誇らしそうにしている

「コイツ気ぃ抜いたらすぐ金貨投げつけて来るので気をつけてくださいね」

「えぇ…肝に銘じておきますよ。」

クィレルはカプリスに視線を向けながらそう答えた。



















薄暗い地下牢。
極寒なこの場所に行きたくないな、と思いながら来てしまったAの顔は凄く面倒くさそうだった。

「先輩、薬品が足りないので貰っていいですか」

「帰れ」

そんな答えが帰ってくる中、Aは「あー、はいはい、そういうのいいから。」とため息を着くと、顔面にエクソパルソ(爆破)を食らいそうになった。


「今すぐに帰れ。ここは君のような礼儀を重んじることの出来ない人間が来るようなところでは無い。」

「ただ薬品貰いに来ただけじゃないっスか」

縛り上げられながらそう言う。
薬品を貰いに来ただけでこのような仕打ちはなんだ、とAは心の中でスネイプ対して悪態をついた。





「……貴様、ルシウス・マルフォイに会ったそうだな。」

「え。」

突然の話題に声が出る。
そういえば去年会ったな、と改めて思い出した。



「……阿呆なことをしなかっただろうな。」



「クソほど失礼じゃないっスか。」

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みゅー - 初コメ失礼します。お久しぶりの更新とてもうれしいです!これからも頑張ってください。応援してます! (8月6日 18時) (レス) @page12 id: b95b337dc0 (このIDを非表示/違反報告)
桜子 - 久しぶりに見に来たら4話くらい増えてて感動です!これからも頑張ってください! (6月29日 20時) (レス) @page11 id: b68e6ffcf4 (このIDを非表示/違反報告)
緑のコウモリさん。(プロフ) - 玲亜さん» ありがとうございます…(;´༎ຶٹ༎ຶ`)夢主先生はこんな感じかなと思いきって書いてみたんです😎😎そう言って貰えて嬉しいです💖👊 (6月22日 17時) (レス) @page10 id: e299aa47f9 (このIDを非表示/違反報告)
玲亜(プロフ) - ヤバァイ!寝てる夢主先生かわいすぎ… (6月18日 11時) (レス) @page9 id: d400c2c0a7 (このIDを非表示/違反報告)
緑のコウモリさん。(プロフ) - TRIXIEさん» ネチネチはスネイプ先生のアイデンティティだと思ってるので😎😎😎コメントありがとうございます!(༎ຶ⌑༎ຶ) (6月18日 3時) (レス) id: e299aa47f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とある緑の生徒。 x他1人 | 作成日時:2023年1月21日 10時

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