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001. プロローグ ページ1

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「お姉さん、高校生？」




家の近くのグラウンドで行われる野球の練習。

それが、少年野球ではなくちゃんとしたシニアチームなのだと教えてくれたのは君だった。




「俺、こう見えて中1。」




小学生だと思って微笑ましい目で見てた失礼な私に、笑いながら訂正してきたのも君。




「もう少ししたら身長伸びてお姉さんよりでっかくなるから、待っててよ？」




この言葉に、無理でしょ、なんて笑ったけど。



楽しみだな、って期待する私もいたの。




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作者名：志季 | 作成日時：2018年12月2日 0時

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