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ドゴーオン
「近いぞ!!
向こうだ」
「こりゃあ」
「ナツに間違いありませんね」
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「かっかっかっ!!!
オレの勝ちだな!!!」
「う・・」
「約束通りエリゴールの場所言えよ」
「くくく・・ バカめ・・
エリゴールさんはこの駅にはいない」
「は?」
「ナツー」
「一旦止まって下さい」
「そいつが必要なんだ!!!」
「うお!?
なんだなんだ!?」
「でかした!!!
クソ炎!!!」
「さすがです」
「これくれーなんともねえよ////」
(リンに褒められた・・・)
「ちっ
説明しているヒマはねえがそいつを探してたんだ」
「?」
「私にまかせろ」
そう言いエルザはカゲを壁に追い詰め首元に剣をおいた。
「オイ・・・・
そんなボロボロなんだ
いくらなんでもそりゃヒデェぞ」
「黙ってろ!!!」
「いいな?」
「わ・・
わか・・」
了承しようとした彼に異変が起きた。
「ばっ
ぶ・・」
「!!」
急に血をはいて倒れた。
「カゲ!!!」
「くそっ!!!
唯一の突破口が・・」
「すぐに手当てを!!」
「仲間じゃ・・・・・・
ねえのかよ・・」
「ひっ
ひいいっ!!!」
「同じギルドの仲間じゃねえのかよ!!!!」
「魔風壁を解けるのは
おまえしかいないんだ!!!」
「死なないで下さい!!!」
「このヤロォオッ!!!」
怒り任せのナツの一発。
「あぎゃあ」
「リンどうだ!」
「傷が深すぎます
ナイフが肺に刺さって呼吸困難になっています」
「死なすわけにはいかん!!
やってもらう」
「やってもらうったって
こんな状態じゃ魔法は使えねえぞ!!!」
「やってもらわねば
ならないんだ!!!」
「意識を戻して下さい
カゲ!!!」
「それがおまえたちのギルドなのかっ!!!」
「・・・・・・・!!!!」
「・・・・・・・!!!」
「お・・・・
お邪魔だったかしら・・・・」
「あい」
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作者名:千桜 | 作成日時:2016年5月29日 0時