58話 ページ31
『沖田と月ちゃんがくっつくってよ編(3)』
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月)「で、でも恋なんて私分かんないし…」
妙)「そんなの簡単な事よ、その人の事を見ているとドキドキする。できるだけ一緒に居たい…。そんな気持ちが恋よ!」
九)「例えばその思い人が自分とは違う女性と仲良くしていたらどう思う?」
総悟が他の女の子と…?
月)「なんか…もやっとします」
九ちゃんはそういうことだと言いながら頭を縦に振った。
月)「〜〜っ///」
自覚をすると急に恥ずかしくなる
妙)「そうと分かればデートの準備よ!月ちゃん、このあと時間はある?」
月)「えっと…聞いてみるね」
月私、午後から出掛けても良いかな? トシ兄ぃあぁ、六時までには帰ってこい
月)「許可降りたよ」
妙)「それじゃあ行きましょ♪」
妙ちゃんが席を立って店を出ようとする。
月)「えっ?行くってどこに?」
店の出口で振り返った妙ちゃんが私の手を取って言った
妙)「恋する乙女に魔法をかけによ!」
九)「妙ちゃんに任せると良いよ」
九ちゃんお支払いいつの間に?!
月)「えっと…よ、よろしくお願いします!」
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〜数時間後〜
あれから浴衣屋さんに行って新しい髪飾りと浴衣を買い、妙ちゃんの家にお邪魔して、ヘアスタイルと軽くメイクを教えてもらった。
話は段々と告白をする方向に進んでいった。二人に応援してもらったし、勇気を出して言うことにした…!
妙ちゃん曰く、「月ちゃんはいつもハーフアップにしてるから、髪の毛をまとめてみると良いと思うわ!ギャップが大切よ!」らしいです…
月)「今日は本当にありがとう!」
日が傾きだした頃、妙ちゃんの家の門の前で改めて頭を下げる。
妙)「良いのよ!だって友達だもの!」
九)「あぁ、良い報告待ってるよ」
心の奥がジーンとするのを感じる。
月)「それじゃあまたね!」
私は貸してもらったメイク道具などの入った紙袋を抱えて、出来る限り手を振って歩きだした。
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NOside
妙)「ふふっ…」
月を見送った妙は少し笑みをこぼす
九)「妙ちゃんどうかしたか?」
妙)「いえ、なんでも」
妙は、少し前町で見かけた月と沖田が楽しそうに笑いあって歩く姿を思い出した
妙)「月ちゃんきっとうまく行くわ、頑張ってね…」
妙は茜雲の伸びる空を見上げて呟いた…
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きい(プロフ) - 私にとって、作者様がお話を書いてくれることが、何より嬉しいですよー!(良い意味で、です!) (2019年8月29日 18時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - きいさん» こんな嬉しい事ってあるんですね…(泣) (2019年8月29日 18時) (レス) id: 0fe7014f8a (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - テストお疲れ様です!勉強よりも占ツクですよ!更新期待してます。頑張ってください! (2019年8月29日 18時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - きいさん» 応援ありがとうございます!テストはいろんな意味で終わりましたw(大丈夫じゃないだろぉ!)これからはじゃんじゃん更新していくので期待してて欲しい…てす! (2019年8月29日 18時) (レス) id: 0fe7014f8a (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - みなさんテスト期間なんですねー!気長に待つので、テスト頑張ってください! (2019年8月23日 11時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ショコラ | 作成日時:2019年8月2日 14時