59話 ページ32
『沖田と月ちゃんがくっつくってよ編(4)』
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沖田side
朝の会議の後、見廻りへ行ってから月が帰ってこない…
沖)「土方さーん、月はまだ帰ってこないんですかィ?」
土)「あ?月なら午後から出掛けてるぜ、もう帰ってくるんじゃねーか?」
沖)「ふーん…」
俺はてきとーに返事をして部屋を出た。後ろから「てか仕事しろぉぉぉ!」なんて声は聞こえていない。
やっぱ避けられてるのか…。横抱きしたのが悪かったのか?
沖)「はぁ…」
縁側に座って藍色に染まりだした空を見上げる。昔はこんな時間まで二人で遊んでたか…
…
月)「ただいま帰りましたー!」
玄関の方から月の声が聞こえる。そしてそれに応える数人の隊士の声も聞こえた。
トントントン…
控えめな足音が少しずつ近づいてくる事に気が付いた。…そうだ、月の部屋に行くならここを通るのか…。
会いたいが何となく会いにくい。そんな事を考えてるとふと足音が止まった。
月)「あっ…」
声がしたので、顔を上げると月とバッチリ目が合う。
沖)「お、かえり…」
月)「あ、えっと…ただいまです」
月・沖)「…」
会話が終わり、沈黙が続く…
月)「ね、ねえ」
そんな沈黙を破ったのは月だった
沖)「なんでさァ」
月)「五時半に現地集合で」
沖)「は?」
月)「っ〜〜だから!五時半に現地集合で!」
月は大声でそう告げると早足に立ち去ろうとした。
沖)「はっ?ちょ、待t」
月)「浴衣、来てきてよね」
月は振り返って言葉を付けたし、走って行ってしまった
…
沖)「はぁ…不意討ちとかマジやめろよ___」(ボソッ
沖田は、振り返った時の月の赤かった顔を思い出して頭を抱えた。
沖)「期待すんじゃねーか///」
この様子を微笑ましく見ていた保護者三人が隠れているとも知らず…
近・土・山)「(がんばれ二人とも…!)」
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月)「(ああぁぁぁあ!自分から誘っておいて恥ずかしいよぉぉお!///)」
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きい(プロフ) - 私にとって、作者様がお話を書いてくれることが、何より嬉しいですよー!(良い意味で、です!) (2019年8月29日 18時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - きいさん» こんな嬉しい事ってあるんですね…(泣) (2019年8月29日 18時) (レス) id: 0fe7014f8a (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - テストお疲れ様です!勉強よりも占ツクですよ!更新期待してます。頑張ってください! (2019年8月29日 18時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - きいさん» 応援ありがとうございます!テストはいろんな意味で終わりましたw(大丈夫じゃないだろぉ!)これからはじゃんじゃん更新していくので期待してて欲しい…てす! (2019年8月29日 18時) (レス) id: 0fe7014f8a (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - みなさんテスト期間なんですねー!気長に待つので、テスト頑張ってください! (2019年8月23日 11時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ショコラ | 作成日時:2019年8月2日 14時