【進撃の巨人】調査兵団に拾われた狼少女-2- (ページ1)

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No 44 普通に走らないページ1

あ「すげぇ嫌な予感…」

リ「当たりだ」

あ「へっ！？」

リ「立体機動に必要なのは体力、そして脚力…。まずは、それらを鍛える必要がある」

あ「私、脚力ならあるよ。体力は微妙だけど…」

リ「そうか。なら体力から鍛えてみるか」

・

・

あ「体力向上のトレーニングって…何すんの？」

リ「…走る」

あ「走る？(普通だなオイ)」

リ「…今、“走るなんて普通だな”とか思ったろ？」

あ「えっ！！」

―リヴァイに心を読まれたAは驚いた。

あ「なんで分かった？」

リ「お前は分かりやすい」

・

・

リ「言っておくがAよ…普通に走ると思ったら大間違いだからな」

あ「えっ、何ソレどういうこと…？あっ…もしかして、スキップしながら走るとか？」

リ「そんなバカみてぇな事やるワケねぇだろ」

あ「じゃあ何？」

リ「ここで待ってろ…」

―リヴァイはそう言うと、何処かへ去る。

・

・

―3分後、リヴァイが何かを持って歩いてきた。

リ「ほら…」

ドサァッ！！

―リヴァイは重そうな物をAの目の前に置いた。

あ「なんだよ…コレ」

リ「荷物だ」

あ「荷物？」

リ「お前には、これを背負って走ってもらう」

あ「背負って…？で、これ何㎏あるの？」

リ「30㎏だ」

あ「さっ…30㎏！？ちょっと待ってよ！私、体重45㎏だよ！？その半分以上もあるじゃんっ！」

リ「だから何だ？関係ねぇだろ…。お前はこれを背負って10㎞走ればいい」

あ「10㎞！？Σ(゜Д゜)死ぬって…！」

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前作では、たくさんの評価、お気に入り、ありがとうございました！