【黒バス】頂点に立つ藍色の皇帝

14score ページ16

黒子side









久々に懐かしい夢を見ました
僕が中二で、まだみんなが変わる前の
そこには赤司君達がいて、そして、藍咲君もいた









懐かし過ぎて涙が出そうになりました









そういえば藍咲君は元気にしてるでしょうか
アメリカに行った事までは知ってるのですが……
アメリカと言ったら、最近よく映る“Vertex”
彼らのプレイは言葉に言えない程の圧倒的強さに言葉が出なかったほど……









今日はウィンターカップ
最初の対戦校は青峰君がいる桐皇学園
今度こそ負けません









＿＿＿＿＿＿＿一回戦目









ﾋﾟﾛﾘﾝ……









ん？メールですね
でも、差出人が誰か書いてないし見た事ないメアドですね
内容は階段の前に来い、って…どうしましょう
まだ時間はありますし、影薄いので向こうも気付かないでしょうし行ってみますか









「すみません。少ししたら戻るので」









「おう。黒子、気をつけろよ」









全く、火神君はお母さんですか









言われたとおり階段の前にいて、少ししたら足音が近付いてきた









そして、僕の前に現れた









夢でも見てますかね…









だってそこには……………









『久しぶりだな、テツ』









「藍咲君……！」









会いたかった彼がいたのだから









『日本に来た時、高校の男共がウィンターカップの話してたからもしかしたらと思ったらお前がいたからよ』









てか、よく喋りますね……









「僕はこのチームのみんなで日本一になります。見ていてください」









すると、藍咲君が僕の頭に手をおいてきました









『…お前ならできる。テツが努力してきたのを知ってるからな……なってみせろよ、日本一』









そう言って、藍咲君は少し笑った









「………笑った顔、初めて見ました…」









『……俺は笑うけど、つかお前時間ねェんじゃ…』









あ、やばいですね
監督に殺されますね









「藍咲君、会えて良かったです」









『……あァ、俺もだ』









勝つ理由が増えました









藍咲君に日本一になった所を見てもらいたい









絶対に負けません

15score→←13score

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す