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28score ページ33

『よお、見事にやられたな。』

「…何でテメェがいるんだよ。」

『日本帰るついでにたまたま(・・・・)お前らがいたからな。』

「あ”?」

「やめろ、シルバー。」

『さあ、行くぞー。』

「は?何処に…おいッ!!」



Aが止まることなく歩き出すので一同はそれを追いかけた。


______________







_____________________


Aが足を止めた先には一台の飛行機だった。「は?」と誰かの声が聞こえるがAは無視する。すると、中の扉が開くと白髪の男が顔を覗かせた。



『レスト。』

「A、…乗って。」



灰色の瞳が後ろの集団を捉える。
お互い顔見知りだったため沈黙するが、レストが早く乗るように目で言うと大人しく乗る。



「出発して。」

「かしこまりました。」



扉が閉まり、全員が席に着いたのを確認してから飛行機は飛び立った。
微妙な空気が流れる中、先に開いたのは珍しくもレストだった。




「1点差で負けたんだってね。」

「!!」

「座れ、ここで暴れてもいいけど死ぬよ?」




シルバーが立ち上がろうとするのをレストが冷静に止める。




『あいつら強いだろ。』

「…知ってんのか、あのサル共を。」

『友達。…友達でいいのか…?』

「A、そこは自信持っていいんだよ…」





まあいいやと気にすることなくAは目の前の男を見る。





『ナッシュさ、ジェイソンもお前等はっきり言って舐めす過ぎだ。強いけど、向こうも強かった。』

「「「「「!!」」」」」

『その結果、負けた。』




青筋を浮かばせたシルバーがAを睨む。試合の光景でも思い出したのだろう。




『別に馬鹿にしてるわけじゃねェ。けど実際にゾーンに入ってる奴もいたし“魔王の眼(ベリアルアイ)”以上もいた。違うか?ナッシュ。』

「…あぁ。」

『まあ、負けたのはいい経験じゃねェの。』

「テメェ聞いてりゃあッ!!」





シルバーは限界だったようで立ち上がりはしないが喚いたのでAは溜息を吐いた。




『いやそもそもテメェは練習しねェから負けたんだろ。』

「本当にふざけてるよね、コイツ。負けたけど。」

「アイツら許さねェ!!」

『怒りの矛先間違ってるだろ。自業自得だろ、頭固ェ奴。』

「テメェーーッ!!」

「…今度はAに矛先向いたよ。」





鼻で笑うレストに欠伸をするA、それに怒り狂うシルバーにジャバウォック一同は口を開くことを諦めた。

29score→←【VERTEX】※追記



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リゼ(プロフ) - めちゃめちゃ面白かったです。控えめに言って最高です!!更新大変だとは思いますが、頑張ってください。応援しています!!!! (2020年9月30日 13時) (レス) id: 5ef99ce401 (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香 - この作品も更新お願いします。゚(゚´Д`゚)゚。 (2020年8月9日 21時) (レス) id: a60876bc3f (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 初めまして作品見ました。続きの更新頑張ってください^_^ (2020年4月10日 3時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - めっちゃ面白かったです!やっぱり夢主最強は最高ですね!!!これからも頑張ってください応援してます(^^) (2020年3月19日 23時) (レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - みなさん、コメントありがとうございます!これから少しずつ更新していきますのでよろしくお願いします!! (2020年2月12日 16時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RUGI | 作成日時:2016年11月10日 21時

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