【黒バス】頂点に立つ藍色の皇帝

26score ページ29

『………よし、よく分かった。テメェ等は練習が大好きなんだな、俺から練習メニュー10倍という贅沢すぎるプレゼントをやろう……………さァ、とっとと受け取りやがれェ！！！』









目の前には正座をする５人の男達









《《《《《すいませんでしたいりません》》》》》









冷や汗を流す５人にAは鋭く睨み付けて、大きく舌打ちをし目を閉じた
目を開けば片方の目は紅色に染まっていた









『…………全く、お前達はその年にもなって恥ずかしくないのか？僕も面倒事はごめんなんだよ。まぁ、説教はここまでにしよう。お前達、7倍にまけてあげるから直ぐに終わらせよう』









Aはそれだけ言うと先に外に出て行ってしまった
今のきついメニューを７倍と言われて驚愕の表情をするオリヴァー達









メニューをこなした“Vertex”のメンバーはA以外地面と御対面中だった









タオルで汗を拭きながらAが淡々と話す
少し落ち着いたオリヴァー達はそちらに目線を送る









『そういえば日本に“ジャバウォック”が来日したらしい』









オリヴァーはピクリと眉を動かす









《……アイツらが日本に……》









ウルガもすぐに反応した









《はぁ！？あの悪人共が！？》











《……お前の方が十分悪人ヅラしてるけど《んだとレストテメェ！！！》》









《またサルとか言って叩きのめす為に面白半分で行ったんだろ》









《相変わらずタチの悪い人達だ》









ルークの言葉に続けディランも顔を顰めながら呟く









『まぁ、ナッシュとジェイソンにはそれなりの実力があるからね。でも、僕達が一番さ………そうだろう？』









《《《《《当たり前》》》》》









その言葉にAは目を細めた
そして独り言の様に呟く









『さて、征十郎達はどうするかな？』









＿＿＿＿＿＿＿まるで、“ジャバウォック”と“キセキの世代”がぶつかり合うのをわかっているかの様に

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