暖かい時間〜ヒチョルside〜 ページ40
シオン『ヒチョラのかわいい妹って、よく街で見かけるモデルさんね』(笑)
A『あれは…副業と言うか…。本業はスタイリストです。裏方なんです』
シオン『えーー!ヒチョラ、お宅の事務所なに考えてるの?こんな逸材を裏方にしてるなんて!勿体ないわよ!』
俺とAは、シオンの言葉に苦笑い。
シオン『うちの事務所に来ない?絶対損はさせないから。』
A『本当は苦手で…。人前に出たくないんです。』
何だかんだで、女同士 会話が盛り上ってる。
そっと個室を出て、スマホを手にする。
何度目かのコール音の後、通話状態になった。
ヒチョル『ヨボセヨ。俺だ。今、いつもの店で食事してる。迎えに来れるか?
うん。わかった。奥の個室にいるから。着いたら勝手に入って来い。』
席に戻ると、二人はスマホを手に連絡先の交換をしていた。
ヒチョル『何やってんだよ…』
シオン『見たらわかるでしょ?ねぇ、Aちゃん。』(笑)
照れたように笑うA。完全に、シオンのペースに乗せられている(笑)
俺そっちのけで、女子会のようなノリで喋りまくり笑い合う二人。
A『シオンさん、こんなオッパですが見捨てないでよろしくお願いします』
ヒチョル『こんなって、なんだよ』(笑)
シオン『わかりました。この四次元男にまともに対応出来るのって、私とAちゃんくらいだからね』(笑)
A『オッパは、油断してオイタしないように!シオンさんだけ見て大切にしてよ!』
そんなジョークとも本音とも取れる会話の最中、個室の扉が静かに開いた。
A『ユノ!』
ユノは、その場にシオンがいることに驚き、目を丸くして頭を下げた。
シオンも、東方神起のユノが目の前に立っている事に驚きを隠せない。
ヒチョル『俺とデートなんて聞いて、1日やきもきしてると思ってさっき電話した。俺はシオンと帰るから。』
ユノとシオンは、軽く挨拶をし握手を交わした。
ヒチョル『あとこれ、お前何もいらないって言うから勝手に選んだぞ。』
Aは、遠慮がちに俺が差し出した紙袋を受け取った。
A『オッパ…ありがとう。楽しかった…』
ヒチョル『俺も楽しかった…。またな。』
そんなやり取りを、ユノは穏やかな顔をして見ている。
シオン『Aちゃんいつでも連絡してね。私はあなたのオンニだからね。』
そう言ってハグするシオン。
穏やかで幸せな一時だった。
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そらぞう(プロフ) - はい!楽しみに待ってます! (2014年5月15日 20時) (レス) id: f7e9c2c335 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - そらぞうさん» コメントありがとうございます。あとは、afterstoryの方でそれぞれのお話を書けたらと思ってます。キュヒョンとの絡みもあるかも?しれないですよ。 (2014年5月15日 18時) (レス) id: b16b47566a (このIDを非表示/違反報告)
そらぞう(プロフ) - ホントのラストですか…?お疲れ様でした~。私としてはきゅひょんさんとのラストを期待していましたが、こういう落ち着き方何ですね。長く追い掛けてきて何度も涙しました。ありがとうございました!! (2014年5月15日 16時) (レス) id: 62b339f5e3 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます。只今、ラストを下書きしています。何度も書き直してまして、まだアップできません。お待ち下さいませ。 (2014年5月15日 14時) (レス) id: 35097dfc61 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ここに来ての初コメです・・・とうとう終わりが来てしまいますね ライブの前日のようなドキドキを味わっています。とっても楽しませてもらいました ありがとうございます!! (2014年5月15日 14時) (レス) id: 01b01bc73b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:慧 | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/kei3339/
作成日時:2013年12月15日 18時