#37 良い夢を。 ページ36
スワメア君からもらったもらったハートのロケットがスワドリ様に見つかった。
そしてロケットを触られた途端、体に痛みが走った。
「なっ…なにを”…！」
声はうまくつながらず、額からは汗がにじむ。
頭の血が上手くめぐらず、のどは張り付くあの感覚がよみがえる。
と、見悶えていると急に痛さが消えた。
視界も晴れて、背中に冷や汗を感じる。
「っっは、ーっは…」
眼下には、汗のシミがついた白いシーツ。
手は、異様なくらい汗ばんでいた。
「ー…そうか。そういう…」
スワドリ様が、どこか楽しげな、納得したような声でつぶやいた。
なにか、言うほどの気力は残ってなかった。
「…これは、まだお前が持っていた方がいいだろう。」
その声が聞こえた後、白の画面にロケットの金が映りこんできた。
ロケットはそのまま、私の首につながれる。
…スワドリ様の袖のフワフワが、頬に触れた。
なんだか安心してしまったのか、瞼が重くなってくる。
視界が、だんだんとぼやけてくる…
「…眠いのなら寝ればいい。夜はまだ長い。」
スワドリ様の視線が移る。
ふわっとやわらかい枕。
天井がうっすらと見える。
「………を…A…」
スワドリ様の声…
おやすみの…
声…
な、まえ…
名前を、呼ばれた…！？
「！？」
慌ててベッドから飛び起きる。
さっき、スワドリ様から名前を呼ばれて…！？
そこまできて、部屋が明るいことに気づく。
あれ…朝になってる…？
立ち上がって窓の外の景色を見てみると、綺麗に朝日が昇りきっている。
どうやら、あのまま寝てしまったらしい。
…のどかわいたな…
周囲を見渡しても水などはなかったので、部屋を出て探索に出かける。
きょろきょろと辺りを見回し、自室のとなりのとなりくらいからカチャカチャと音がするのに気づく。
ひょこっと見てみると、スワドリ様がその部屋にいた。
スワドリ様がこちらにきづいた。
「よく眠れたようだな。」
「ぁ、…ぃ…」
応えようとしたら、声がかすれてうまくしゃべれなかった。
それはスワドリ様もわかったらしく、
「あー…水やら飯やらはそこの袋の中に入っている。」
と言って、テーブルの上に置かれたレジ袋を指さした。
中を覗いてみると、コンビニのパンやペットボトルが。
…ひょっとして、買ってきたんだろうか…？
コンビニでスワドリ様がお金を払うところを想像するとなんだか笑えてしまった…
周囲を見回してみると、ほかにも鏡や食器棚があった。
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Sache@不定期浮上野郎(プロフ) - Suiさん» わわ、ありがとうございます！更新頑張りますね〜！🥰 (2023年4月7日 15時) (
レス) id: 0547b66b90 (このIDを非表示/違反報告)
Sui - 更新頑張ってください!!! Loveの方での好きです!!(←唐突な告白やめろ) (2023年4月6日 20時) (レス) id: 4e48053f2a (このIDを非表示/違反報告)
Sache＠不定期浮上野郎(プロフ) - ぺるさん» ありがとうございますだぜ、へい！←お前初対面のくせしてなんて口の利き方を() (2023年3月31日 13時) (レス) id: 0547b66b90 (このIDを非表示/違反報告)
ぺる(プロフ) - 最高だぜへい！←おい (2023年3月30日 21時) (レス) @page42 id: 64abccb79c (このIDを非表示/違反報告)
sachesache(プロフ) - 名無しさん» 名無しさんありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2022年8月21日 14時) (レス) id: d514852043 (このIDを非表示/違反報告)
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