最強潔癖少女と猫目のあいつ。

20話！アオハで〜す☆☆ ページ20

〜Aの家にて〜


………おう…。




ただ今私、Aは必死に耐えております







リビングに微かに響く水の音と




香る、天使の匂い←もはや変態





そう！今天使は入浴中なのです！！！


覗くべきか覗かぬべきか、



必死に煩悩と戦っています。




A「ぐぬうっ……みたい！見たい…がしかし！！！見たら警察行きだっ……あ、でも平安時代での男女の出会い率No.１は覗きだったっていうし…」



今が平安時代だったらっ………！！！！





机をドンドンと叩いていると、リビングの扉が開いた。





カノ「ふー、Aちゃん、お風呂ありがと！いい湯だったよ」






ドキュン




そう例えるならそんな音



私の心臓は大きなダメージを受けました。




まだ完全に乾いておらず、髪の毛から水がしたたっている、なんとも艶やかしいカノさんがそこに立っていた。




A「お写真よろしいですか？」



カノ「なんで！？」



パシャ





カノ「今、承諾なしに撮ったよね！？」




パシャ




カノ「二枚も撮らない！！！」





だ、だって手が勝手に…







カノ「あのさ、アンパン●ンのシャンプー使ってみたんだけど」



A「あ、どーでしたか！？」




カノ「やっぱ少しきしむかな」




A「あぁあごめんなさい…」



カノ「いや、いいんだけどね♪」




自らの髪の毛をくしゃっとかきあげて笑うカノさんは、本当に本当にかっこよくて、私は直視できませんでした。





カノ「…？なんで目そらすの？」





A「……そ、そこにゴキブ●がいて！！！///////」



カノ「えええええ！？どこどこどこ！？」




A「あ、えと…やっぱ…ご、ゴキブ……じゃなくて…カノさんでした」



カノ「僕とゴキブ●間違えたの！？」







ひどいなぁ。といいながらカノさんは私の隣にすわる。





カノ「Aちゃんも入ってくれば？」





A「は、はい！！入ってきます！！！////」







もーだめだ

一緒にいると好きすぎておかしくなりそう

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