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警察だって爆弾は怖いのさ ページ7

「や、ヤバイですよ!あの人、爆弾持ってます!!」


「マジですかィ。…あの爆弾、土方暗殺計画に使えねェかな…」


「何だ、その計画は!!使うってどーゆーことだァ!つーか俺らも逃げるぞ!!」




後ろから「オイ!待てェェ!!」と白髪頭の叫び声が聞こえるが、無視無視。
さすがの私たちも爆弾なんて怖いに決まってる。
それに、私たち真選組に爆弾処理班なんていただろうか?もし、いたとしてもこの場にはいないだろう。


その時、白髪頭と一緒にいた女の子が手に持っていた番傘をバットのように構えて「ホアチャァァァ!!」と白髪頭をぶっ飛ばした。
その怪力に驚いている間に、ぶっとばされた白髪頭はそのまますごい勢いで窓を突き破り、持っていた爆弾を空に向かって思いっきり投げた。




「…もしかして、あの子…」





あの女の子のことが少し気になるが、今はそれどころじゃない。

少ししてから、先程の総悟のバズーカとは比べ物にならないくらいの爆発音がして爆弾は爆発した。



あの白髪頭はどうなったんだろうと気になり、少し遠くに離れ見ていたが窓にかけより辺りを見渡すと向かいのビルの垂れ幕にぶら下がっている男が。
よーく見ると、先程の白髪頭だ。あんな無茶するなんて只者じゃないな、なんて興味があったが十四郎君に呼ばれそちらに向かう。






「あれ?そういえば桂ってどこ行ったんですか?」



「あ」






わ、忘れてたァァァァ!!



爆弾のことで頭がいっぱいで、桂のことをすっかり忘れてた。




「おーい、樹里、土方さん。あれ、見てくだせい」




総悟に呼ばれ、窓の方に行き身を乗り出して外を見ると、ヘリコプターが。
そこに桂が乗っている。



「ハハハ、さ〜らばー」




結局桂にはいつものように逃げられてしまった。
まぁ、でも隊士たちは全員怪我をせず無事だったことが不幸中の幸いかな。

最近の男子は隣に座っただけで勘違いしちゃうから気を付けよう→←ドラマの再放送って何故か見逃しちゃう



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神様 - ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年3月20日 17時) (レス) id: 303d75a3a0 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - かーみーさーまー更新頑張って下さい! (2020年3月18日 12時) (レス) id: e4678e2dff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神様 | 作成日時:2020年2月22日 21時

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