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ドラマの再放送って何故か見逃しちゃう ページ6

どうやら桂たちは池田屋にいると山崎さんから連絡が入った。
山崎さんは優秀な監察なのでこれくらい朝飯前らしい。
 


「御用改めである。神妙にしろテロリストども」



十四郎君が扉を蹴破り、お決まりの台詞を言うのと同時に刀を抜き、攘夷志士たちに斬りかかる。
部屋の中にいた攘夷志士たちは慌てて逃げ出すが、逃がすまいと刀を夢中で振り回す。

その時、




ドオォォォン!!



何やら爆発音が聞こえ、音のしたほうに向かうと何故か黒焦げになっている十四郎君とバズーカを肩に担いでいる総悟。




「十四郎君!!大丈夫ですか?」


「あぁ、大丈夫だ。」


「生きてやすか、土方さん。」


「バカヤロー、おっ死ぬとこだったぜ」


「そうですよ!危ないじゃないですか!」


「チッ、しくじったか」


「ちょっ、しくじったて何ですか!しくじったて!」


「オイ!こっち見ろ!オイ!」





総悟が十四郎君を殺そうと…じゃなくて攻撃するのはいつものことだが、まさかこんなときにまでとは思ってなかった。全く油断も隙もありゃしない。
でも、私たちがギャーギャー言い合ってるうちに浪士たちはどこかに隠れてしまった。



「副長!!あそこです。あそこの部屋にいます!」




浪士たちは奥の部屋に隠れてしまって出てこない。




「オーイ、出てこーい」


「マジで撃っちゃうぞ〜」




隊士の数人がバズーカを部屋に向け、出てくるように言っているが浪士たちの返事はない。
早く出てこないかなーと考えているうちに、今日やるドラマの再放送の存在をおもいだす。



「十四郎君、ヤバイです。今日やるドラマの再放送、始まっちゃいます」


「やべェ、録画すんの忘れてた」


「さっさと済まそう、発車用意!!」

 



十四郎君のその声で隊士たちは一度下ろしかけていたバズーカをもう一度部屋に向けた。
そして、合図を出そうとしたその時。
ドオォォン!と音を立て扉を蹴破って出てきたのは、白髪頭の男。その手には何か丸いものを持っている。



「な、何やってんだ!止めろォォ!!」



十四郎君が隊士たちに声をかけるも、その声は白髪頭の声にかきけされた。



「止めるならこの爆弾止めてくれェ!爆弾処理班とかさ…何かいるだろオイ!!」




ば、爆弾!?
どうやら、白髪頭が持っているのは爆弾だったらしい。
それを聞いて隊士たちも慌てて逃げ出す。

警察だって爆弾は怖いのさ→←怖い人が優しくなったときはギャップ萌えはすごい



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神様 - ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年3月20日 17時) (レス) id: 303d75a3a0 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - かーみーさーまー更新頑張って下さい! (2020年3月18日 12時) (レス) id: e4678e2dff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神様 | 作成日時:2020年2月22日 21時

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