あれ?何かコイツ今日優しくね?って思っても口には出さない方が身のため ページ3
ーついに奴らが動き始めたー
そう連絡が入ったのは、ついさっきのことだった。総悟の命令でコ◯・コーラを買いに行っていた私は、急いで十四郎君たちがいる隠れ家へと向かった。
奴らというのは私達真選組が負い続けている過激派攘夷志士―桂小太郎のこと。桂の拠点が掴めそうなのだ。
「十四郎君!樹里、ただいま戻りました」
「樹里、来たか。桂の野郎が動いだぞ」
「ホントですか?やっとですね」
「おい、樹里。俺のコ◯・コーラはどうしたんでィ」
「はい、総悟。コ◯・コーラです」
はいと渡すと、総悟はつけていたアイマスクを取り「よくやった」と上から目線で受け取った。
しかし、私はそこで大変なことに気づいた。このコーラを買ったあと、まだまだ桂たちが動くまで時間があると思っていたが、十四郎君から連絡が入ったため急いで帰ったのだ。もちろん急いでいるときにとる行動は一つ。
そう、走ったのだ。それも全力ダッシュで。コンビニのビニール袋にいれていたコーラはその振動で縦に横に揺れまくれ、
プシュウゥゥゥ
「……おい。これはどーゆーことでィ」
総悟が缶の蓋をカチッと開けた瞬間、中身が出てきて総悟は泡だらけに。
「あ、あの。わざとじゃないんですよ?わざとじゃ。その急いでたから……ごめんなさい」
総悟はドドドドSなので、本気で怒らせてしまう前にちゃんと謝っておく。
もう、手遅れかもしれないけど……。
「……ハァ。まぁ、わざとじゃないなら仕方ありやせん。でも、今度団子奢ってもらうからな」
え?そんなことでいいのか。
何だか今日の総悟は優しい気がする。でもこれを口に出すとまたドSモードに入ってしまう気がするので心のなかにとどめておく。
「もちろんです。そんなことでいいなら、今度奢らせてもらいます」
顔がタイプ=好きというわけではない→←夢が正夢になったときの恐怖感てやばいよね
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神様 - ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年3月20日 17時) (レス) id: 303d75a3a0 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - かーみーさーまー更新頑張って下さい! (2020年3月18日 12時) (レス) id: e4678e2dff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神様 | 作成日時:2020年2月22日 21時