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恋愛相談は非リアには難しい ページ13

まぁ結局犯人は分からずに近藤さんのお腹がぐぅーっと鳴ったことでその場はお開きに。

十四郎くんは最後まで総悟のことを鬼のような目で睨んでいたが…。

「なぁなぁ、樹里!ちょっとぉ〜相談が…な?あるんだけどぉ…」


何やらモジモジしながら十四郎くんの隣で朝ごはんをもぐもぐしていた私に話しかけてきたのは我らが真選組の頭 近藤さん。

………なんでこんなモジモジしてんだろ。いい歳こいたオッサンがやってもなかなかにキツイな。

なんて局長に対してなかなか失礼なことを考えている私だが
私の主人はは十四郎くんただ1人なので問題は無い。
(もちろん近藤さんのことも尊敬してるし大切だが十四郎くんが1番と言うだけだ)



「もぐもぐ、いいでふよ。もぐもぐ。なんでひょうか」


「おい樹里。食べてから喋ろ。何言ってるか分かんねぇぞ」


はぁい!!十四郎くん!!


「もぐもぐもぐもぐ……。

ふぅー。で?なんでしょうか近藤さん」


「えっとな、ちょっと恋愛相談なんだけど」

「なるほど、恋愛相談」





恋愛……



「え?、あ、恋愛、相談?ですか」

「あ、あぁ。ちょっと気になる女性がいてな…」

「へ、へぇ。そうだったんですか」


恋愛相談ンンンン


無理無理無理むーーりぃぃ!
近藤さんは私が人の恋愛相談を受けれるほど経験が豊富だと思っているのだろうか。


「近藤さん。私には恋愛の経験など全くな「頼むよぉぉ!!どうしても振り向いて欲しい人がいるんだ!力を貸してほしい!!」あの、いえ、ですから…私には「おーそりゃいい。俺も力を貸しますぜィ、近藤さん。」いや、聞けよ」


くっそ、どいつもこいつも人の話を聞かなすぎでは?
まぁ話を聞くだけなら経験ゼロでも大丈夫かな?

そう思い、私の足元にびーびー泣きながらうずくまってるダンゴムシ…じゃなくてゴリラ…でもなくて近藤さんの方に体を向ける。


「わ、わかりました。私でお力になれるか分かりませんが精一杯努めさせていただきます!」


「ほ、ほんとか?ありがとうなぁ樹里ちゃん」



私が承諾するや否やいそいそと私の隣の椅子に腰をかけ、その「どうしても振り向いて欲しい人」とやらの話をしだす。


「あれは1週間前くらいのことかな…。俺が………」


ちなみにその人との馴れ初めを近藤さんは熱心に話していたが
私はほとんど聞き流していた。

名前だけは覚えた方がいいかもしれない。
ふむふむ、名前は……



「お妙さん」というらしい。

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神様 - ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年3月20日 17時) (レス) id: 303d75a3a0 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - かーみーさーまー更新頑張って下さい! (2020年3月18日 12時) (レス) id: e4678e2dff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神様 | 作成日時:2020年2月22日 21時

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