夢が正夢になったときの恐怖感てやばいよね ページ2
「ねぇ、お兄さん誰?」
夢を見た
「……ガキ、起きたのか。ひでェ怪我だから寝てろ」
昔の夢だ
「…私、帰る」
懐かしい
「そんな怪我じゃ無理だ。母ちゃんも心配してるだろうけどよ、寝てろ」
貴方と出会えたあの瞬間
全てを失った私の世界にもう一度色がついたあの瞬間
「誰も心配してないよ。お母さんもお父さんもおじいちゃんもおばあちゃんもいないよ。みんな死んじゃったから」
私は誓ったんだ
「……なら、俺といるか?」
大切な人を今度こそは護るために
もう二度と失わないように強くなるって
「…いいの?お兄さん」
家族も大切なあの人も全て失った私を、拾ってくれたこの人を護るって
「もちろんだ。てめーに家族がいねぇなら、俺がなってやるよ。もう独りにしねーから寝ろ」
誓ったんだ。
「ありがとう。お兄さん」
あれ?何かコイツ今日優しくね?って思っても口には出さない方が身のため→←設定
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神様 - ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年3月20日 17時) (レス) id: 303d75a3a0 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - かーみーさーまー更新頑張って下さい! (2020年3月18日 12時) (レス) id: e4678e2dff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神様 | 作成日時:2020年2月22日 21時